マイナーですが落ち着いた雰囲気でどことなく涼しさも味わえる境内があります。参拝ついでに谷根千の散歩と東京大学見学をできます。
2022年4月、つつじ祭りが再開されました。
住所 | 東京都文京区根津1-28-9 |
アクセス | 根津駅、千駄木駅(東京メトロ千代田線)徒歩7分 東大前駅(東京メトロ南北線)徒歩10分 |
旅のポイント | いわゆる谷根千の一角 根津から千駄木の界隈には商店がいっぱい |
関連リンク | 根津神社公式サイト |
広く静かな境内で参拝
いつ創建されたかは定かではないが長い歴史を持つ
根津神社は今から千九百年余の昔、日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられる古社で、文明年間には太田道灌が社殿を奉建している。
根津神社公式サイト
徳川綱吉によって宝永3年(1706年)に現在の地に社殿が建てられました。広い境内には本殿や拝殿の他に当時からの各門が現存し国の重要文化財に指定されています。
御利益はいろいろですが縁結びがちょっと有名かな。境内社として乙女稲荷神社があります。
広く落ち着いた境内は夏も涼しく感じられる
境内は7千坪の広さをもち、その中に社殿、門、境内社がゆったりと配置されて落ち着いた雰囲気に包まれています。
表参道入口の大鳥居をくぐり抜けて進むと風格漂う楼門があります。
楼門を中心に、奥には唐門から社殿、左手にはつつじ苑があります。右手には池があり休憩スペースになっています。
つつじ苑には3千株のつつじがあり4月から5月始め頃に咲き誇ります。
つつじ苑の奥、千本鳥居から乙女稲荷、駒込稲荷に至る辺りはまさに社殿の外れという感じで鎮守の木々によって日差しが遮られ、静かで涼しさを感じられます。
暑い夏の日でもちょっとした納涼感を味わえます。
つつじ祭りが復活
まだ乗り越えたとはいえないコロナの状況ですが、2020年と2021年は開催中止となった「つつじ祭り」が2022年に復活しました。
2022年の開催期間は4月2日から5月1日までで、出店などはありませんがつつじ苑を散策しつづじを堪能できます。
アクセスは東京メトロの最寄駅から
最寄駅は複数。千代田線か南北線から
根津駅、千駄木駅(千代田線)、東大前駅(南北線)のどこからでも徒歩10分程で境内に着きます。
マンション、ビル、大学の陰に隠れているので駅を出て方向を間違わないようスマホでマップを確認してから歩きだしましょう。
買い出しは谷根千で
根津神社のある根津と千駄木の下町と合わせて谷根千(やねせん)と呼んだりするようです。
白山神社の記事で谷中銀座を紹介しています。谷根千一帯に小さいお店が一杯あってぶらぶらできます。買い出しは谷根千にてどうぞ。
東京十社巡ってみる?
皇居を取り囲む歴史と格調ある10の神社を巡ることを東京十社巡りと言います。1975年に神社関係者が集まって観光客呼び込みのために企画した俗っぽい話ですが。
寄り道情報
東京大学の本郷キャンパスを見学できる
最寄駅である東大前駅を出るとキャンパスを囲む壁が目の前に広がります。ほんの少し歩けば赤門なのでついでにキャンパスを見学しましょう。
見学といっても事前手続きは要りません。当日ふらっと行って入構できます。東京大学公式サイトに見学の案内ページがあります。
東大には先生方を訪問する社会人が多数出入りしているので、学校関係者も警備員も普通の身なりの人の出入りは気に掛けません。堂々と入って観て回りましょう。
赤門のやや北にある正門から真っ直ぐ歩くと学食などの厚生施設や安田講堂があります。
まぁ古臭い感じの講義棟、研究棟が並んでいるだけで何か凄いものが見られるわけではありません。普通にボロい学校ですよ。
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