富岡八幡宮(東京都江東区)深川で埋め立て地を見護る

富岡八幡宮の参道と拝殿神社・寺院

公式サイトのデザインは古めかしいのに公式ツイッター、公式フェイスブック、公式ユーチューブが揃っているのがおもしろい。そんな微妙にモダンな神宮です。

住所東京都江東区富岡1-20−3
アクセス門前仲町駅(東京メトロ東西線、都営大江戸線)から徒歩5分
旅のポイント埋め立てで整地された街並にありイマイチ風情はない
東京のたくさんある八幡宮の中で最大
関連リンク富岡八幡宮へようこそ

参拝情報

富岡八幡宮拝殿

何もないところにポツンと創建されました

そんなご由緒は公式サイトから。

寛永4年(1627年)、当時永代島と呼ばれていた現在地に御神託により創建されました。周辺の砂州一帯を埋め立て、社地と氏子の居住地を開き、総じて六万五百八坪の社有地を得たのです。

御由緒

今は65000坪もないですが真っ平らで結構な広さの境内を持ちます。

周囲は機能的に環境整備された埋め立て地で街並が整いすぎていてちょっと風情はないです。

周囲の雰囲気と同じく境内と拝殿は開放的で広々していて淡々と参拝できます。

御朱印は受付所で初穂料500円です。神輿の朱印が押されます。

富岡八幡宮案内図

アピールポイントはお盆の祭り

そんなこんなであまりアピールポイントが思い浮かびませんが例大祭は盛り上がります。全国各地から埋め立て地に集い発展させた深川民のパワーが発散されます。

時期はお盆。神輿渡御が担ぎ手と大勢の取り巻きによって賑やかに行われます。公式サイトによると赤坂日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭とともに江戸三大祭なんだとか。

アクセス情報

門前仲町駅から徒歩で5分

門前仲町駅は東京メトロと都営が接続していますが、東京メトロの1番出口から出ると徒歩5分かかりません。都営の出口からは徒歩10分程かかります。

駐車場はないと考えた方がよく、停めるなら周囲のコインパーキングになりますが駐車場難民になりかねず電車がおすすめです。

富岡八幡宮鳥居

東京十社巡ってみる?

皇居を取り囲む歴史と格調ある10の神社を巡ることを東京十社巡りと言います。1975年に神社関係者が集まって観光客呼び込みのために企画した俗っぽい話ですが。

寄り道情報

気楽な一人旅ならばついでに埋め立て地ウォーキングはいかがでしょう。運河を渡るウォーキングは気持ちいいですよ。

月島に向かい途中で明治丸を見学

明治7年(1874年)に英国で竣工した鉄船明治丸が陸上保管されています。明治丸は日本が現在の姿となる上で大きな役割を果たしています。

明治8年、小笠原諸島の領有権問題が生じた際に、日本政府の調査団を乗せ、英国船より早く小笠原に到達しました。このことによって、小笠原諸島はわが国の領土となったのです。

重要文化財明治丸:東京海洋大学

門前仲町駅のある門前仲町交差点を月島方面に向かうと徒歩15分で東京海洋大学越中島キャンパスの正門に着きます。キャンパス内に明治丸が保管されています。

清澄通りを更に歩いて月島もんじゃストリートへ

東京海洋大学の正門を通りすぎて清澄通りを直進すると晴海運河があります。運河に架かる相生橋を渡るとあと少しで月島駅です。

富岡八幡宮から月島駅までノンストップで30分のウォーキングになります。

駅近くの月島もんじゃストリートは名前に偽りなくもんじゃ屋が並んでいます。焼きそばとかお好み焼きも普通に頼んで食べられます。

方向を変えて隅田川を渡り水天宮へ

拝殿に向かって左手の出口を出て西に進み、首都高9号線高架に合流して西に歩くと箱崎ジャンクション(東京シティエアターミナルT-CAT)を経て水天宮に到着します。

ウォーキング時間はこちらも30分です。水天宮とT-CATの情報は下に。

水天宮の途中の旧東京市深川食堂(深川東京モダン館)で休憩

水天宮へ向かう途中にあるなんてことない鉄筋コンクリート2階建ての建物になります。

ちょっとまじめに解説すると、

この建物は関東大震災の復興事業として当時最先端の鉄筋コンクリートを採用し、昭和7年(1932年)に竣工しました。

竣工後は東京市民を混乱と貧困から救済する食堂施設として稼働し、東京大空襲での消失も免れました。

旧東京市深川食堂

現在は深川東京モダン館として観光案内所の機能を持っています。休憩がてらの立ち寄りスポットで開館時間は10時から18時で月曜日は休館日です。

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