平安時代より芝の地で伊勢神宮の主祭神を祀っています。境内に休憩や散策スペースはないのでサクッと参拝して次の目的地に向かいましょう。すぐそばに有名スポットがありますので。
住所 | 東京都港区芝大門1-12-7 |
アクセス | 浜松町駅(JR山手線)から徒歩10分 大門駅(都営大江戸線、浅草線)から徒歩1分 |
ぶら旅メモ | 短い参道とほんの僅かの境内であっという間にやることがなくなる すぐそばに増上寺と東京タワー |
関連リンク | 東京の神前挙式なら芝大神宮へ |
東京十社で一番こじんまりした境内に参拝
芝の地に千年
平安時代の創建で千年を超える歴史があります。
伊勢神宮の御祭神、天照大御神(内宮)、豊受大神(外宮)の二柱を主祭神としてお祀りしています。御鎮座は遠く平安時代、寛弘二年(1005年)一条天皇の御代に創建された由緒あるお社です。
御由緒
鎌倉時代には源頼朝から社地が寄贈され、江戸時代には徳川幕府の保護の下で賑わいました。
公式サイトで神前結婚式を推しまくっています。社殿内は冷暖房完備!床暖房も!なんていう宣伝もあります。
なんというか、やせ我慢せずに必死に営業するのは個人的に好印象です。
鳥居をくぐり石段上ればそこは拝殿
ちょっとした商店のある参道を進んで鳥居の前に来ると石段が先に見えます。
参道を歩いている時点で石段の先に拝殿が見えていて境内が狭いのが分かりますが、実際に石段を上ると拝殿まで5m位です。うむ狭い。
清廉で落ち着きがある拝殿は歴史を感じますが、何分ぶらつくスペースも休憩所も何もないのでお参りする他にやることがなく、ちょっともの足りないかもしれません。
でも大丈夫です。寄り道スポットが素晴らしく充実しています。
浜松町駅または都営地下鉄大門駅からアクセス
浜松町駅から徒歩10分
寄り道スポットの話の前にアクセス情報。
浜松町駅を降りて東京タワーが見える方角(西)へ歩いてください。(寄り道スポットがバレバレだなぁ)。
大通り(第一京浜)を横断すると増上寺の大門が視界に入ります。大門の1本手前の横道を右に入れば芝大神宮の参道に出ます。
都営地下鉄の大門駅のA6出口は大門の手前に出るので1分も歩けば芝大神宮の参道です。
駐車場は氏子用に数台分だけですので車での参拝はできません。
寄り道というか増上寺と東京タワーがメインのぶら旅
大門を抜けて増上寺へ
芝大神宮にアクセスする際に視界に入る大門をくぐると、少し先に更に立派な門が見えます。
三解脱門という門でそこをくぐれば増上寺の境内です。
境内は広大で中央に巨大本堂が構えています。
芝大神宮とは逆にその壮大さに感心します。神社よりお寺の方がお金が集まるのかも。
本堂開場は午前6時から午後5時までです。
広い境内を散策する他に本堂奥の徳川将軍家墓所にも入れます。
東京といえば東京タワー。増上寺のすぐ裏
増上寺境内から北の側道(東京プリンスホテルとの間の道)に出て真っ直ぐ進むと東京タワーの正面に出ます。
東京タワーに到着したら、写真を撮りまくるなりデッキに登るなり好きに楽しんでください。
運動不足の方には「外階段ウォーク」が楽しくオススメのようでいて、運動不足の人にオススメするのは危ないような、微妙です。
外階段ウォークは階段を自力で登るのでタダです。オープンエアーで気持ちいいですが健脚持ちでもへとへとになります。間違いなく。
なお登った先でデッキに入るのに料金を取られます。なかなか賢い商売をしています。
今はコロナの影響で時短営業中で東京タワー公式サイトで営業時間や料金を事前にチェックしてください。
東京十社をめぐる
皇居を取り囲む歴史と格調ある10の神社をめぐることを東京十社巡りと言います。1975年に神社関係者が集まって観光客を呼び込むべく企画した俗っぽい話ですが。
芝大神宮についてこじんまりとか言い放っていますが、歴史をみれば十社に選定されるのも当然な格の高い神社ですよ。
東京十社は各神社の個別記事があるのでよろしければどうぞ。
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