赤羽駅の鉄道路線と駅ナカ解説(東京都北区)今と昔と将来の赤羽駅

赤羽駅北改札前広場街角

赤羽駅は使いこなせば便利ですが少し曲者なところもあります。乗り入れ路線の使いこなし方とついでに昔と将来の駅の姿についても少しだけ語ります。

ぶら駅メモ路線別ホーム。駅ナカ駅周りともに北口が繁栄し南口は地味
北口駅ナカエキュートがありスイーツや軽食や書店
南口駅ナカQBハウスにナポリの旋風にカレーショップ

赤羽駅は東京城北の要

東京にも新宿にも大宮に電車1本乗り換えなし

更に武蔵小杉や横浜、意表をついてお台場の東京ビックサイトにも乗り換えなしで行けます。北方向は浦和や宇都宮や高崎が乗り換えなしです。でも宇都宮と高崎は大宮で新幹線に乗り換えて時間短縮するのが普通かな。

赤羽駅から乗り換え無しで行けるところ
  • 埼京線(南行き)池袋9分、新宿15分、渋谷21分
  • 高崎線と宇都宮線(南行き。上野東京ライン)上野12分、東京19分、新橋24分、横浜48分
  • 湘南新宿ライン(南行き)武蔵小杉40分、横浜51分
  • 埼京線(りんかい線直通)ビックサイト(国際展示場前)42分
  • 高崎線(北行き)大宮16分、高崎1時間42分
  • 宇都宮線(北行き)大宮16分、宇都宮1時間40分

埼玉からの電車は赤羽駅で一旦束ねられてから新宿方面と東京方面に分かれ南下します。都心からの電車は束ねられたまま大宮まで行って大宮で宇都宮方面と高崎方面に分かれます。

赤羽駅は東京と埼玉の境界で乗り換えを行う要として機能しています。

地味なコツは上野、東京、新橋、品川(とその先)で降りるときは京浜東北線ではなく上野東京ラインを使うこと。京浜東北線は途中停車駅が多くて時間がかかり、停車駅での乗り降りが激しく落ち着きません。

遅延発生時に路線別ホームで苦悶

赤羽駅のホームは路線別ホームです。

赤羽駅のホーム配置
  • 1~2番 京浜東北線(1南行き、2北行き)
  • 3~4番 高崎線と宇都宮線(上野東京ライン)(3南行き、4北行き)
  • 5~6番 湘南新宿ライン(5南行き、6北行き)
  • 7~8番 埼京線(りんかい線、相鉄線直通)(7南行き、8北行き)

ちょっと困るのは大宮に向かう時。

電光掲示板を見て4番線と6番線のうち先に電車が来るホームで待ちますが、遅延が発生すると電光掲示が消えて「どっちか好きな方で待っててね」状態になります。

やむなく4番線で待っていて6番線で「まもなく電車が到着します」とアナウンスが流れたりするとダッシュで階段を上り下りする羽目になります。

慌てるなと言われそうですが、遅延発生時は次がいつ来るか不明なので結構必死です。

複数路線があって便利だけと路線別ホームでちょっと不便なんです。

池袋や新宿には何線でいくか。湘南新宿ラインの巧妙な罠

池袋・新宿行きは5番線と7番線があり大宮行きと同じく悩みそうですが実はそこは悩みません。

停車駅は湘南新宿ラインは赤羽、池袋、新宿で、埼京線は赤羽、十条、板橋、池袋、新宿の順です。

湘南新宿ラインは池袋まで途中停車しません。ですが乗るのは7番線の埼京線になります

その理由は埼京線が速くて本数が多いから。池袋まで埼京線は9分、湘南新宿ラインは最速は9分ですが12分位かかるものもあります

埼京線が2つ余分に停車するのに速いって何か腑に落ちないと思いますが、そのカラクリは湘南新宿ラインに乗れば分かります。

湘南新宿ラインに乗っていると駒込とか大塚を通過するのが目に入ります。埼京線は池袋まで直線的に走りますが、湘南新宿ラインはご丁寧に田端手前まで京浜東北線と併走した後に今度は山手線に併走して半円を描くように池袋に向かいます。

湘南新宿ラインは貨物用の線路を使ってそんな遠回りをするので時間がかかります。

赤羽駅北改札東口

京浜東北線は停車駅が多くて時間がかかるけど大事です

座れる裏テク。東十条駅の出番もあり

京浜東北線(南行き)の時刻表をよく見ると赤羽駅始発の電車があり、時間は少し余分にかかるけど座って東京、新橋、品川に移動できます。

平日は8:43、9:05に始発電車があり、フレックスサラリーマンが座席に座るべくホームに並びます。

結構並ぶので座るにはちょっと早めに行くのがベターですが、直前に着いた場合は南口側の1~2号車へ向かってください。南口側は人が少ないので座れる可能性が高いです

その時間では遅すぎる方にはとっておきの方法があります。京浜東北線で1駅先の東十条駅にも南行きの始発電車があります。とっておきというか結構有名な話ですが。

東十条駅の平日朝の始発電車の時間は5:34、6:10、6:22、6:37、6:56です。

早すぎる時間帯ですがそれゆえ確実に座れます。赤羽駅で6時台の京浜東北線に乗り東十条駅で下車して乗り換えるフレックス早出サラリーマンはまあまあいます。

最終時間帯は赤羽ダッシュに気をつけるべし

京浜東北線と埼京線の埼玉県沿線は大ベッドタウンですので通勤・通学で東京に向かい、赤羽駅で路線間で乗り換える方がそれはもうたくさんいます。

夜、新宿から浦和や蕨に帰宅する場合は赤羽駅で埼京線から京浜東北線への乗り換えになります。

そんな乗り換え客が大量にいるにも係わらず、京浜東北線は1~2番線、埼京線は7~8番線と赤羽駅の両端に離れてホームが配置されています

両端配置のせいで最終電車ともなると新宿から埼京線で来て8番線に降りた乗客が2番線の浦和行きに乗り換えるために駅構内コンコースをダッシュする姿が見れます。(夜の赤羽ダッシュと呼ぶ人がいるとかいないとか)

ちょうど東京から最終京浜東北線で帰ってきてコンコースを歩いていると真正面から突っ込んでくるダッシュ勢を迎え撃つ形になり焦ります。特に埼京線からの電車が遅れて着いた場合は勢いが激しいので気をつけてください。

山手の真ん中に行くにはどうするか

普通に山手線の駅で乗り換え。なお赤羽駅の北に隠された手段あり

山手線内の中心部へは池袋、新宿、西日暮里などで地下鉄や中央線に乗り換えて向かいます。

乗り換えが面倒な人や赤羽駅北側の住民は東京メトロ南北線の赤羽岩淵駅を目指します。赤羽岩淵駅は赤羽駅から10分程歩きますが飯田橋や市ヶ谷、永田町や溜池山王に1本で行けて便利です。

南北線は昼は空いています。大昔はいつも空いていましたが最近は埼玉高速鉄道沿線でマンション開発が進んで朝と夕方はラッシュです。

赤羽駅の駅ナカ事情

赤羽駅北改札西口

赤羽駅は駅の周りが思いっきり栄えていますが、改札内の駅ナカでも小腹を満たしたり雑誌を買ったり軽く飲食とショッピングができます

一人飯屋とQBハウスがある南口駅ナカ

南口駅ナカには人知れず実用的な店が揃っています

まずはQBハウス。南口改札内に赤羽駅店があります。改札内なので乗り換えの時にサッと寄ってサッパリできます。営業時間は10時~20時です。

他はカレーショップとちゃんぽん屋とナポリタン屋と定食屋と一人でふらっと入って腹を満たせるお店があります。

「ナポリの旋風赤羽店」はナポリタンとライスをがっつり食べられるB級テイスト全開なお店です。営業時間は10時~23時。平日朝は7時から営業しています。

「カレー厨房赤羽店」と「長崎ちゃんぽん華らんたん」はカウンター席が横に繋がって1つのお店のようになっていますが、ここも気軽に入って腹を満たせます。普通においしいお店です。営業時間は11時~23時です。

定食屋は奥まったところにあり人通りが少なく心配になりですが、酒飲みができるので長く続いてほしいお店です。

エキュートがある北口駅ナカ

エキュートといえばお高いスイーツや菓子類がありつつ少し値の張る弁当や軽食もあるという忙しい都民が帰りしなに立ち寄れるショッピングスペースです。

エキュート赤羽は北口改札内に2011年に開業して10年経って赤羽駅利用者にすっかり馴染みました。

利用する機会が多いのは本屋ですが、BECK’SやNewdaysはもちろんのこと、つけ麺屋やそば屋といった飲食店、スイーツ、お菓子、惣菜、弁当といった家に持ち帰って食べられるお店が並んでいていつも混んでいます。

北口改札内にあるので、間違って南口改札側に降りた時は改札を出ずにホームに戻って北口改札に向かってください。

昔の赤羽駅と将来の赤羽駅

かつての赤羽駅の開かずの踏切

赤羽駅が今の形、線路が全て高架化されたのは1998年です。

その昔は踏切があって電車の運行頻度から開かずの踏切として有名でした。

今でも東十条駅と王子駅の間の住宅街エリアに2カ所踏切が残っていて長時間閉まる状態を実際に見れますが、赤羽駅の人通りが激しいところの踏切は大混雑していたんだろうなと想像できます。

どこかに写真がないか探したらしっかり残している方がいました。「赤羽駅、高架化工事真っ最中のころ」というブログ記事です。背景に映っているカプセルホテルの看板で一目で赤羽だと分かりますね。

エイトライナーとメトロセブン

赤羽駅前再開発予定地
ララガーデン入口の再開発予定地

将来、赤羽駅がどう発展していくか、今のところコレという再開発計画はありません

赤羽南では大地主DNPが用地を手放して大規模マンションが林立し、ララガーデン入口向かいにはタワーマンションが建つので赤羽駅の利用者が増えるのは確実です。

でも駅自体の再開発はちょっと難しい。新幹線高架がドンと構えているので。

できるとすれば地下スペースの開発です。

環状7号線地下を江戸川区から赤羽まで結ぶ地下鉄メトロセブン、環状8号線地下を赤羽から練馬、世田谷まで結ぶ地下鉄エイトライナーという構想があります。

ちょっと考えてみますと、

赤羽駅発で環7で高円寺まで行く国際興業バス赤31系統は1時間4本で乗客を裁きます。王子駅発の都営バス王78系統が神谷から高円寺まで並行して走りますがそれを合算しても1時間にバス7本で間に合っています。

環8沿いならば練馬方面の住民の利用が増えますが電車6両を1時間に数本走らせる乗客数には到底及びません

バスで十分だなぁ。

新幹線赤羽駅はどうだろう

気落ちしたところで改めて地上に目を向けると、

ドンと構える新幹線高架、アレにちょっとホームを設けて在来線赤羽駅と階段で結んだら新幹線赤羽駅が完成するのではないかな。おおっ!

赤羽駅で新幹線を降りて埼京線で新宿に向かえるのは便利なはず。新宿にそびえる東京都庁の権力と財力でなんとかならないだろうか

そんな妄想はさておき、赤羽駅と駅周辺が様々な活動ができるプレミアムなエリアになるか、ただ人が通過するエリアになるか、ここしばらくの再開発がその分岐点になると思います。

赤羽にまつわる記事は他にもあります

今までに駅周りのお店の話やバスやホテルの事情も記事にしています。

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