浅草ハレテラス（東京都台東区）東武浅草駅屋上の休憩スポット

浅草は人が多いので一人街歩きしていると気疲れしたりします。そんな時に人混みを離れて休憩できるのが浅草ハレテラスです。東武浅草駅にして松屋浅草の屋上にこっそりあります。

6月下旬から8月下旬はビアガーデンで賑やかになりますが、それ以外はほとんど人気がなく静かでベンチでくつろげます。景色はスカイツリーが見える以外は地味です。

開放時間は10時から20時です（ビアガーデン開催中は延長あり）。

名所だらけの浅草の秘密の休憩スポット

東京スカイツリーを眺めながらベンチでくつろぐ

賑やかな浅草の街はどこも人混みでお店に入る程ではないけど少し休みたい時の休憩スポットがなかなかないですね。

そんな時の穴場スポットがハレテラスです。東武浅草駅の屋上つまり松屋浅草の屋上という猛烈に分かりやすいロケーションですがとっても空いています。

まぁただのコンクリの殺風景な屋上なんで空いているのは当然ですが。

屋上というと浅草界隈を一望できそうですが残念ながら全然そういう景色ではありません。浅草寺の五重の塔のてっぺんだけとか、花やしきの塔だけとか、そんなものが見えます。

あとは東京スカイツリー！は当然見えます。

というかあの辺だったらどこの屋上でもスカイツリーは見えまくりです。

そんなありきたりの景色で侘しさが漂うところは一人寂しく休憩するのに最適です。ベンチは結構な数があるので不足することはありません。

中にはペアや仲間で休憩している人も居ますが広いスペースにばらけるので一人静かに休めます。

但し、夏場はエキビア（ビアガーデン）になりますのでその時には賑やかになります。エキビアの営業は2022年は6月24日から８月31日で、営業時間は平日は17時～22時、休日は11時～22時です。

隅にある出世稲荷神社に参拝

屋上でふと見渡してみると片隅に鳥居とミニ社殿があります。

元々この地にあったお稲荷様を1931年（昭和6年）の駅ビル開業の際に屋上に移設したもので、商売繁盛、家内安全などの御利益があるそうです。

休憩を終えて活動再開する際に軽く参拝しておいてはいかがでしょうか。

東武浅草駅や松屋浅草店も見て回ろう

東武浅草駅の駅ビルは3階までは松屋浅草、4階以上はエキミセと名付けられた名店街になっています。ハレテラスのある屋上は8階に当たります。

6階にアニメグッズに力を入れているくまざわ書店、5階に100円ショップセリアとサンマルクカフェがあります。7階はレストラン街で「駅見世ごはん」エリアと名付けられています。

お店を見て回って時間調整できます。

それから、東武浅草駅に行ったからには遠目からこの駅ビルを眺めてみてください。2012年に改装されたアールデコ調のシックな建物は落ち着いた美しさを感じさせます。

東武浅草駅改札口からエレベーターで屋上へ

東武浅草駅の改札手前のエレベーターで屋上へ

東武浅草駅の正面改札口の手前にあるエレベーターで8階に上がればハレテラスです。7階までエスカレーターで上ってそこから階段で上ることもできます。

浅草駅は東京メトロ銀座線と都営浅草線にもありますが、銀座線の方は東武浅草駅と接続していますが浅草線の方は東武浅草駅から200mほど離れています。

寄り道情報

隅田公園でも休憩

浅草の名所と言えば浅草寺と雷門。伝法院通りや花やしきなど浅草寺の周りも有名所たくさんで街歩きや散歩をたっぷり楽しめます。

周辺の地上の休憩スポットとして隅田川沿いの隅田公園があります。

墨田公園の水辺には東京クルーズの水上バス乗り場もあります。水上バスで浜離宮や日の出桟橋まで移動できます。日の出桟橋まで40分で860円です。格好いい水上バスの旅、ちょっと爽快ですよ。

神谷バーで更に休憩

東武浅草駅正面の横断歩道を渡ったところに神谷バーがあります。

浅草の1丁目1番地に明治13年に開業したお店です。日本初のバーとして有名です。

その創業者が考案したデンキブランも有名です。デンキブランは見た目は泡のないビールですがブランデーベースのカクテルになります。飲みやすく度が強いので街歩きで疲れた後に飲むと気持ちよく酔っ払います。

バーといいつつパーラーやレストランも併設されていて昼間も営業しています。