赤羽からは新宿や東京は電車一本で楽に行けますが、都内西部や東武線で埼玉栃木を目指す場合は路線バスが便利です。赤羽駅発の路線バスを紹介。
バス乗場 | 主な行き先 |
赤羽駅東口 | 西新井駅(東武スカイツリーライン) 高円寺駅(JR) 途中で新桜台駅(西武池袋線)、野方駅(西武新宿線)を経由 羽田空港 |
赤羽駅西口 | 成増駅(東武東上線)、練馬駅(西武池袋線) |
赤羽で路線バスと言えば国際興業バス
赤羽で路線バスと言えば埼玉方面に多くの路線をもつ国際興業バスになります。
鳩ヶ谷方面に向かう場合、赤羽岩淵駅から埼玉高速鉄道に乗って行けますが、埼玉高速鉄道の開業前から存在していた国際興業バスの路線バスが優勢です。
路線バスならば家の近くまで行けるし、赤羽駅から赤羽岩淵駅まで歩くのはかったるいですしね。
赤羽駅には東口と西口の両方にバスターミナルがある
赤羽駅発着の国際興業バスの路線は東口発と西口発に分かれます。
東口バスターミナルからは西新井、川口、鳩ヶ谷へ行く路線と高円寺や羽田空港に行く長距離路線が出ています。西口バスターミナルからは板橋区や豊島区に行く路線が出ています。
単純に赤羽から北と南と東に向かうならば東口、西に向かう時だけ西口と覚えればOKです。
国際興業バス公式サイトに赤羽駅東口のりば地図と赤羽駅西口のりば地図が載っています。
赤羽駅発の路線図のダウンロードサービスもあります。
路線バス利用で池袋駅や新宿駅の人混みを回避できる
中央線や西武線に接続する赤31系統
新宿駅でJR中央線に乗り換えて立川や高尾に向かう場合、池袋駅で西武線や東武東上線に乗り換えて所沢や飯能に向かう場合、路線バスの利用が便利です。
JR中央線、西武池袋線、西武新宿線の沿線を目指す場合は赤31系統です。赤31系統は赤羽駅東口バスターミナルの少し先のケンタッキー前に乗り場があって、日中は15分間隔で出発しています。
- 出発赤羽駅東口ケンタッキー前【始点】
- 15分大和町(都営三田線板橋本町駅へ)、中板橋駅入口(東上線へ)
- 25分羽沢(西武池袋線新桜台駅へ)
- 35分野方駅北口(西武新宿線へ)
- 45分高円寺駅(JR中央線へ)【終点】
池袋駅又は新宿駅で人混みをかき分けることもなく、バスで座って移動してJR中央線や西武線に乗り換えできます。時間は余計にかかりますがJR埼京線で池袋駅 or 新宿駅で乗り換えた場合との差は10分~20分程度です。
京王線、小田急線の沿線を目指す時は、そこまで伸びている路線バスはないのでJR埼京線で新宿駅での乗り換えとなります。
東武東上線への乗り換えなら赤02系統
赤31系統で中板橋駅入口で降りて東上線に乗り換えることは可能ですが、バス停から中板橋駅まで少し離れているのと中板橋駅は不便(普通しか止まらず成増で乗り換えが必要)です。
東武東上線沿線を目指すなら赤02系統の成増駅行きをおすすめします。赤02系統はバス停が多いので成増駅まで40分程かかります。
ちょっと注意が必要なのは乗り場の位置。赤02系統の乗り場は赤羽駅西口を出て北に向かって数分歩いたところにあります。
埼玉東部と栃木へは西新井駅行きの路線バス
西新井駅で東武スカイツリーラインへ乗り換え
赤羽駅から東武スカイツリーライン沿線に鉄道のみで辿り着くのは結構大変です。
そんなことを知ってか知らずか、赤羽駅東口ターミナルから東武スカイツリーライン西新井駅行きが日中1時間辺り6~7本も出発しています。西新井駅行き系統は赤27系統と赤23系統がありますが西新井駅までの時間はほぼ同じです。
西新井駅行きの乗り場は赤羽駅東口バスターミナルの一等地、一番駅に近いバス停になります。
千葉に向かうならおとなしくJR京浜東北線で南下
京成線で千葉方面に行く場合はJR京浜東北線で日暮里駅で乗り換え、JR総武線で千葉方面に行く場合もJR京浜東北線で秋葉原か東京駅で乗り換えとなります。路線バスの出番はありません。
赤羽から羽田空港へのシャトルバスが高いけど楽
交通の便が良い赤羽ですが、東京の北の端なので羽田空港は遠いです。
JRで浜松町駅でモノレールに乗り換えるか、品川で京急に乗り換えて行くことになりますが、時間は1時間半をみておく必要があり、都心のど真ん中を荷物を抱えて縦断するのは何かと面倒です。
そんな状況なので需要があると踏んで2015年から国際興業バスが羽田空港直行便を運行しています。本数は少ないですが所要時間はほぼ同じで1時間20分程で着きます。
コロナの影響で一時期運休していましたが2021年4月から運行を再開しました。予約不要で料金は1300円です。ちょっと高めですが座って移動できて空港ターミナルに直に着けるという大きなメリットがあります。
乗り場は東口9番乗り場となり、東口バスターミナルから東へ歩きララガーデン入口で南に曲がり西友の手前にあります。
赤羽駅では存在感の薄い都営バス
最後に赤羽駅発着の都営バスの路線。
国際興業バスに押されて王57系統の王子駅行きがあるだけです。
王57系統は大昔存在した路面電車(都電27系統の王子~赤羽間)のルートを引き継いでいて志茂や神谷の地元民が利用するので意外に混んでいます。
この路線の北車庫前バス停で降りると都営バス北営業所があって都営バス車両を存分に拝むことができます。
赤羽駅にまつわる記事は他にもあります
赤羽駅の周りにあるお店、鉄道路線、ホテル事情などなどを別の記事でまとめています。
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