赤羽から新宿や東京へは電車一本ですが、都内西部や東武線で埼玉栃木に向かう場合はまず路線バスで移動すると楽です。赤羽駅発の路線バスを紹介。
乗場 | 主要な行き先 |
東口 | 西新井駅(東武線) 高円寺駅(JR) 途中で新桜台駅(西武池袋線)、野方駅(西武新宿線) 羽田空港 |
西口 | 成増駅(東武東上線)、練馬駅(西武池袋線) |
赤羽で路線バスと言えば国際興業バス

赤羽で路線バスと言えば埼玉方面に大量の路線をもつ国際興業バスになります。
今は赤羽岩淵駅まで歩けば埼玉高速鉄道で鳩ヶ谷方面に向かえますが、その昔から存在していた国際興業バスの赤羽駅と鳩ヶ谷方面を結ぶ路線バスが勢力を保っています。
路線バスの方が家の近くに降りられるし、赤羽岩淵駅まで歩くのはかったるいですしね。
赤羽駅発着の国際興業バスの路線は下記です。東口発と西口発があります。
路線図は下記でダウンロードしてみることができます。
路線バス利用で池袋駅や新宿駅の人混みを回避できます
立川、高尾、所沢に行くには東口乗り場の赤31系統

赤31系統は赤羽駅東口乗り場から日中15分間隔で出発していて
約15分で大和町(三田線板橋本町駅)、中板橋駅入口(東上線)
約25分で羽沢(西武池袋線新桜台駅)
約35分で野方駅北口(西武新宿線)
約45分で終点のJR高円寺駅北口に到着します。
池袋駅と新宿駅で人混みをかき分けることもなく、バスで座って移動してJR中央線や西武線に乗り換えられます。
時間的には埼京線で池袋駅 or 新宿駅で乗り換えた場合より10分から20分遅くなります。
赤31は赤羽駅東口の目の前のバスターミナルではなく、その先のケンタッキーの前にあるバス停から出ています。
なお、赤羽駅発で京王線、小田急線まで伸びている路線バスはないので、そこは新宿駅まで行って乗り換えとなります。
東上線に乗り換えたいなら赤02系統

赤31で中板橋駅入口で降りて東上線に乗り換えられますが...
中板橋駅まで少し歩くのと、中板橋駅は不便な駅なので(時刻表をみればその理由が分かる)、赤02系統で成増駅まで行く方が楽です。
ただ、赤02は停留所が多く40分程かかります。赤02の乗り場は赤羽駅西口を出て北に少し歩いたところにあります。
埼玉東部、栃木、千葉に向かうなら
東武線で埼玉、栃木に向かうなら西新井駅行き路線バス

赤羽駅から東武線の西新井駅までを結ぶ系統は2つあります。
赤27系統と赤23系統ですが、西新井駅までの時間は大差なく、両方合わせて日中1時間辺り6~7本出発しています。
本数が多く、赤羽駅東口バスターミナルの一番駅に近い停留所から出発しています。
千葉に向かうならおとなしくJRで南下
京成線はJR京浜東北線で日暮里駅で乗り換え、JR総武線もJR京浜東北線で秋葉原か東京駅で乗り換えが一番で、路線バスの出番はありません。
赤羽から羽田空港に電車で行くのは疲れる
交通の便が良いと言われる赤羽ですが、東京の北の端なので羽田空港は遠いです。
JRで浜松町乗り換えでモノレールで行くか、品川乗り換えで京急で行くかですが、都心ど真ん中を縦断するので荷物を抱えている時は嫌な感じになります。時間は1時間半をみておく必要があります。
そんな感じなので需要があると踏んで、2015年から国際興業バスが羽田空港直行便を運行しています。本数は少ないですが1時間半で着きます。
なかなか時間が合わず自分で利用したことはないのですが、1300円と料金が高いせいか、近所でその姿を見かけると乗客が少なくて維持されるかちょっと心配になる路線です。今度利用してみよう。
赤羽駅では存在感の薄い都営バス
最後に赤羽駅発着の都営バスの路線。
国際興業バスに押されて王子駅行きがあるだけです。
ちなみにこの路線は大昔の路面電車の代替で運行されているもので、志茂や神谷の地元民が使うので意外と混んでいます。
この路線に乗って北車庫前停留所で降りると都営バス北営業所があり、都営バス車両を存分に拝むことができます。

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