デンカビッグスワンスタジアム(新潟県)白鳥の翼

新潟スタジアムサポータースタジアム

アルビレックス新潟のホームグラウンドにて新潟県のスポーツ文化を支えるスタジアムです。試合日には新潟人が集い新潟人らしくまったりと熱くなります。スタンド全周を覆う白く波打つ屋根がちょっと自慢です。

国体に向けて建設されていましたが、2002年ワールドカップ会場となり4万人収容のスタジアムとして2001年に竣工しました。正式名称は新潟県立鳥屋野潟公園新潟スタジアム。

住所新潟県新潟市中央区清五郎67-12
アクセス試合日はJR新潟駅からシャトルバス20分。徒歩1時間弱
ぶら旅メモ帰りのシャトルバスは並ぶので駅までぶらぶら帰るのもあり
新潟駅に戻り万代口に出れば萬代橋などのスポットあり
関連リンク観戦ガイド – アルビレックス新潟公式サイト

意外と見やすい陸上競技場兼用スタジアムで観戦

全周屋根付きで傾斜があるスタンド

新潟スタジアムでのコーナーキック

ピッチコンディションの維持には定評があり美しい芝生の上でプレーする姿を観れます。

ピッチは周りに陸上トラックがありスタンドとの間には距離があります。

1階の座席からの眺めは陸上競技場として普通程度です。

2階の座席は少しでも臨場感を出すために傾斜がきつめに設計されているので視界が開けていてピッチを俯瞰しつつ迫力もある程度感じられます。

新潟スタジアムのビックユニフォーム
右がメイン、左がバック。クリックで拡大

サイドスタンドも含めてベンチシートではなく独立した座席になっています。カップホルダーは残念ながら無しです。

スタンド全周にわたり波打つ白い屋根が付いています。風のない雨であればスタンド1階前方以外は濡れずに観戦できます。

おすすめの座席はバックスタンド2階の前方席です。距離が遠すぎずピッチ全体を見渡せて楽しめます。ただ人気があるので発売されたらすぐ売り切れます。

メインスタンドの1階は年間パスが中央部を占めているので販売されるのは端っこだけです。

屋根をじわじわと改修中

新潟スタジアム外観
クリックで拡大

屋根は外から見るとホタテの貝殻の形をしていますが、そこは約束事として白鳥が翼を拡げているところとされています。ビッグスワンなので。そこに突っ込んではダメです。

そんな突っ込み禁止の屋根ですが、竣工から約20年が経過して2020年から鉄骨の改修工事が始まっています。部分的に区切って順次工事しているので、試合においてその時点の工事個所付近の座席は立ち入り禁止になります。

翼はしっかり手入れが必要ってことでやむを得ないと。

一通り揃っているスタジアムグルメ

新潟スタジアム前広場

アルビレックス新潟公式にグルメ案内があります。スタジアム内だけでなく入場ゲートの手前にもフードスポットが設営されています。

斗伸ラーメン、新潟タレカツカレー、ピザ、唐揚げ、ポテトと腹を満たせるものとサイドメニューが一通り揃っています。

その中で選択に迷ったら、新潟のジャンクフードである「みかづきのイタリアン」を話のタネに食べてみてはいかがでしょう。変わった麺類の食べ物で思いっきり嵌る可能性があり、嵌らない場合でもそれなりにおいしくいただけます。

ちなみに上の写真、新潟スタジアムのスロープからスタ前広場を撮影していますが、その向こうに見えるのは野球場のハードオフエコスタジアム新潟です。

スタジアムの周囲は新潟県スポーツ公園

新潟スタジアム周辺の公園
新潟県スポーツ公園から見るビッグスワン。クリックで拡大

スタジアムの周りは公園になっていて、噴水のある水場や芝生スペース、グラウンドなどがゆったりと配置されています。

早く着いたら散策したりベンチでグルメの品をまったり食べたりして時間をつぶしましょう。

更に時間が余ったらスタジアム1階にある新潟スポーツ展示室へどうぞ。ワールドカップの記念品などが展示されていますが、何といっても素晴らしいのは空調が効いていて座るスペースもあり、夏の暑さを避けられます。

入場無料で10時~17時に開いています。なお、入口はスタジアムの外側、正面広場に面したところにあるのでスタジアム内に入場してしまうと展示室には行けません。

アルビレックス新潟のチケット情報

2023年の大人前売り価格は2022年より少し値上がりしました。J1で闘うには収入を増やさなければならないし、それでレベルアップしたゲームを観れるわけで値上げやむなしでしょう。席割表はアルビレックス新潟公式サイトチケットページへどうぞ。

  • メインスタンド1階:中央のW1センター指定席4700円、両脇のW1サイド自由席4100円
  • メインスタンド2階:中央のW2スワン指定席4100円、両脇のW2指定席3600円
  • バックスタンド1階:中央のE1センター指定席4100円、両脇のE1サイド自由席3600円
  • バックスタンド2階:中央前方のE2フロント指定席3900円、中央中段のE2指定席3600円、中央後段及び両脇のE2自由席2500円
  • ホーム側サイドスタンド:2500円(北側1階及び2階、南側1階及び2階)
  • アウェイ側サイドスタンド:2500円(南側1階の一部)

新潟駅からシャトルバスでアクセス

新潟駅からのシャトルバスで20分。片道270円

アルビレックス新潟の試合日は新潟駅からシャトルバスが出ます。

バス乗り場は東口改札を出て突き当たりを右に向かい階段を降りたところです。

キックオフ1時間前位から大行列になりますが、これでもかとばかりにバスが来てどんどん人が乗り込んでいくので待ち時間は長くても10分~20分位です。今はコロナ対策で観客数が絞られているのでもっとスムーズでしょう。

バスの乗車時間は約20分。片道270円です。

試合終了後にはスタジアムから新潟駅行のシャトルバスが大量に出ます。

ただ帰りのシャトルバスは試合終了後に殺到するので行きよりも並びます。列に並ぶのがダルイ時はぶらぶらと徒歩で新潟駅に向かってはどうでしょう。。

アルビレックス新潟チアリーダーズ

徒歩の場合はスタジアム正面広場でバス乗り場・駐車場に向かわず、公園のメインストリートを直進します。

道なりに歩くと鳥屋野潟に出て更に道なりに弁天橋まで進み、弁天橋の通りを真っ直ぐ北上すれば新潟駅です。平坦で徒歩1時間で新潟駅到着です。

広大な駐車場あり

大いなる田舎新潟なのでスタジアム前に広大な駐車場があるので車での遠征も可能です。台数が多いので試合後の駐車場からの脱出にはかなり時間がかかります。

駐車場利用に際しては事前に1,100円の駐車券の購入が必要です。

スタジアム周りの空きスペースでその土地の持ち主が勝手に臨時駐車場を設けているのもちょっとした風物詩で、駐車券の購入を忘れても大丈夫です。

新潟スタジアムでのフリーキック

買い出しは新潟駅南口のショッピングスポットで

新潟駅東口改札を出たところは地方ターミナル駅特有のショッピングビルになっています。

ただ新潟駅の場合は地方のお店やファーストフードだけでなく、ビックカメラ、ゼビオスポーツ、ブックオフなどもあって買い物には困りません。

西口改札を出ると一部の人(というか酒飲み)には有名なぽんしゅ館もあります。

詳しくは新潟駅の南口についてまとめた記事で書いています。

新潟駅の南にはあまり寄り道するところがない

徒歩で鳥屋野潟を眺めたり

往路で徒歩にした場合は、新潟駅南口から真っ直ぐ歩いていくと弁天橋がありそこから右手に見えるのが鳥屋野潟です。復路は公園を道なりに歩くと鳥屋野潟に出ます。鳥屋野潟はただの沼地で見るべきものは特にありませんが。

弁天橋からスタジアム側に少し入ったところにはサテライト新潟があって競輪の車券勝負をしていくこともできます。スタジアムに居るおっさん達とは一味違う新潟の博打好きなおっさん連中が集まっています。

タレかつ丼でも食べる?

もしかしたら名物かもしれないものとして(新潟市民はほとんど意識していない)、甘辛な醤油だれをまとったタレかつ丼があります。

実際に食べてみると「やっぱ卵とじの方がいいわ」と思うかもですが、おいしいことは間違いありません。徒歩ルートの新潟駅のそばのドン・キホーテ2階に有名店である「政家」があります。

昇格初年度のアルビ。上野、山口、丸山、安、エジ、ファビ、木寺、慎吾が居るね

新潟駅の北側まで足を延ばすと

ビッグスワンは新潟駅の南側で周りに寄り道するような施設はありませんが、新潟駅の北側には観光できるところがあります。

朱鷺メッセには展望室があり新潟の中心部を見渡せます。朱鷺メッセの手前にある新潟日報メディアシップにも展望室があります。(高さは朱鷺メッセが上)

更には国の重要文化財に指定された萬代橋、廃れ気味ではあるが繁華街の古町、新潟市民の初詣先である白山神社といった古き新潟を感じさせるスポットもあります。

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