今やJ2中堅の水戸ホーリーホックが弱小だった頃にホームにしていたスタジアムです。広く開放感があってピッチのまったり展開につられて皆ゆったりと観戦していました。
住所 | 茨城県那珂市向山1282-1 |
アクセス | 佐和駅と東海駅(JR常磐線)の間 いずれの駅からも徒歩1時間程度(3.5km) |
ぶら旅メモ | 広い公園、広いフィールド、広いスタンドでのんびり観戦 田舎なので寄り道スポットがこれといってない |
関連リンク | 笠松運動公園 |
国体会場の広々スタジアムで観戦

敷地にもスタンドにもフィールドにも余裕あり
どの県にも1つはある広い敷地に多くの観客席を備えた総合陸上競技場です。
ピッチとスタンドの間はトラックとウォーミングアップスペースが余裕を持って設けられています。スタンドとプレイヤーの間は距離があり迫力や躍動感を感じることはできません。
フィールドを囲んで4方向にスタンドが設置されていますが、傾斜は緩く、屋根はメインにわずかにあるだけで、観客が観ることよりも観客をより多く収容することを考えて作られたスタジアムです。
必然的に寒々とピッチを眺めるノリになります。
リードされても引きこもると言われた昔の水戸ホーリーホックを生暖かく応援する水戸サポの姿が記憶に残っています。
芝生と観客席からなる2段式サイドスタンド

総合陸上競技場としてこれといった特徴はありませんが、サイドスタンド最前列の前にほんの少し芝生エリアがあるのが変わっています。
芝生席とは言いがたい狭さで、スタンド内を移動するルートを芝生のままにしておいた、みたいな謎の造りです。
芝生の後ろに控えるサイドスタンドは広大です。決して満員にならないというか絶対にガラガラなので低い位置、高い位置、メイン寄り、バック寄り、何でも好きな席を選び放題です。
選び放題といってもゴールポストまで遠い上に高さもないのでどの席でも試合にのめり込むのは無理ですが、空いていて整備されている座席でのんびり観戦できます。
サポーターはバックスタンドに陣取る

メインスタンドとバックスタンドも国体用総合陸上競技場の常として、ピッチが遠くて見辛いことは言うまでもありません。
観やすさを置いておくと、造りはしっかりで座席はキレイに維持されていて快適です。ホームアウェイともにサポートはバックスタンドで応援をしていました。
メインスタンドはサイドスタンドと分離されているのでぐるりと一周はできません。
今はJリーグの試合は開催されていません
紹介しておいて何ですが、水戸ホーリーホックは水戸市のケーズデンキスタジアムにホームを移したので、Jリーグの試合は最近は行われていません。
ケーズデンキスタジアムはちょい狭いので、水戸ホーリーホックがJ1に昇格したら観客収容数の多いこのスタジアムでまた試合が開催されるかもしれません。
J3なんてなかった頃、水戸ホーリーホックはヴァンフォーレ甲府やモンテディオ山形と貧乏を慰め合っていましたが、甲府や山形はJ1昇格を経験し水戸だけが置いてけぼりになっています。
水戸はJ2に馴染みすぎていてJ1の姿を想像しがたいですが、何とか昇格して居並ぶJ1チームの前で長年磨き上げたJ2戦法を披露して「なんだこいつらは」と唖然とさせてほしいですね。
アクセスは車メイン。JR常磐線の駅から歩けないこともない
那珂インターチェンジで降りて車で20分
東京方面からは車で常磐道那珂ICで降りて20分で到着します。
駐車場は2000台分あり無料です。周りは街ではなく駐車場には出入り口が何カ所かあるので試合後の渋滞はほとんどありません。
最寄駅は遠く基本は車でのアクセスとなります。
JR常磐線の東海駅からシャトルバスがあった

徒歩でのアクセスは東海駅と佐和駅(東海駅から1駅水戸寄り)のいずれも1時間ほどです。
ルートの分かりやすさは佐和駅で、買い出しのしやすさはイオン東海店やホームセンター山新が駅南にある東海駅に軍配が上がります。
東海駅は特急ときわも停車するし、J2水戸ホーリーホックの試合ではシャトルバスも出ていました。
徒歩は東海駅からをおすすめします。
これという寄り道先が思い当たらない
水戸駅と偕楽園
スタジアムから13km程で車で30分かからず行けますが、駐車場探しには苦労しそうです。
大洗でガルパン巡礼
スタジアムから20km程なので車で30分ちょっとです。
鹿島臨海鉄道に乗ったりするとそれなりの滞在時間になるので、試合観戦の前後に車でふらっと行くのは中途半端な巡礼になると思います。
コメント