多峯主山(埼玉県飯能市)低山だけど心地よく歩ける登山道

多峯主山頂山河

なだらかで歩きやすい山道にほどほどの木の階段と少し岩場があって、標高は低いながらも山歩きを楽しめます。飯能駅から天覧山を経由していけば1日で2つの山を制して気分上々になれます。

ちなみに「とうのすやま」と読みます。

標高と時間271メートル。
天覧山山頂から50分。永田大杉バス停からは1時間弱
アクセス飯能駅(西武池袋線)から徒歩40分で天覧山山頂
永田大杉バス停は飯能駅から「さわらびの湯」行きで15分
ぶら旅メモ買い出しや飲食は飯能駅の駅ビルが駅前で
天覧山とセットで回ってヤマノススメ聖地巡礼を

意外と登り甲斐のある低山に登山

変化があって心地よく歩ける山道

多峯主山遠景
多峯主山遠景

地図を見ると飯能駅からのルート上に天覧山があります。

まずは天覧山に登って一休みしてから多峯主山を目指すのが王道です。

天覧山頂からは案内板がところどころにあるので迷わず歩けます。

天覧山山頂から多峯主山までの登山ルートを軽く説明しておきます。

まずは天覧山の山頂から案内板に従って下っていきます。

平地に出てから道なりに歩くと見返り坂と名付けられた木の階段でできた坂の前に出ます。

坂を上り緩やかで整った山道を進みます。木々の間の山道を軽快に歩いていると心が澄んできます。

最後に鎖場と石段が並行してある地点に出ます。

多峯主山鎖場

結構きつい角度だなぁと見上げて思いますが山頂はそのすぐ上でもうひと頑張りです。

石段を上りきれば山頂です。

山頂で振り返って意外と楽しい山歩きだったなと思うかもしれません。低山ながら山道、木道、岩場と山歩きのいろいろを経験できます。

ちなみに鎖場の鎖は子供用ですので大人は使わないでください。石段ではなく鎖場を歩く時は鎖を掴まずに登ってください。(結構きつい)

天覧山頂から多峯主山頂までの時間は50分です。

山頂で休憩と展望を楽しむ

多峯主山から都心ビュー

山頂には木製の机とベンチが揃っていてゆっくり休憩できます。机があるので弁当も食べやすいです。少し降りたところに最近出来たバイオトイレも設置されています。

見晴らしは天覧山と似た感じで都心を見渡せますが視界がより開けています。

富士山も見えますが天覧山と同じく冬以外の季節は昼間はモヤってなかなか見えません。富士山が見たいなら冬に登るか、冬以外ならば早朝に登ってください。

多峯主山から富士山

下山は御嶽八幡神社経由のルートでどうぞ

来た道を戻るのはちょっとつまらないということで、下りは山頂案内板で御嶽八幡神社・吾妻峡とある方向に降りていくと神社を経由して50分ほどで通りに出ます。

結構急坂を下りていくのでこれも楽しいと感じるかもしれません。山頂までで疲れてしまった場合は辛いな~とか思いながら下りる羽目になりますがそれも登山の楽しみということで。

通りには飯能駅行きの路線バスが走っているいて西側に数分歩くと永田大杉バス停があります。

永田大杉バス停から飯能駅行きの路線バスは1時間に1~2本です。バスの乗車時間は15分程ですが、力が残っているなら歩いて飯能市街を抜けて40~50分で飯能駅に行けます。

御嶽八幡神社で一休み

遠峯主山の御嶽八幡神社
多峯主山の御嶽八幡神社

下山ルートの途中にある御嶽八幡神社は岩場の頂上に鎮座していて小さな御社があります。

御社の創立年は不明ですが江戸時代から信仰されていました。御社横の案内板にそんな由来が書かれています。

天覧山頂又は路線バスでアクセス

天覧山の山頂から向かうルートが歩いて楽しい山道になります。

飯能駅からバスで向かって歩く距離を短くしたい場合は北口バス乗り場から「さわらびの湯」に向かう01系統、02系統、03系統に乗って永田大杉バス停で降りてください。バス停から少し道を戻ると御嶽八幡神社の鳥居と登山口があります。

永田大杉バス停側からのルートは傾斜が急なので下りでの走破をおすすめします。

寄り道情報

下山ルートの先に吾妻峡

多峯主山から御嶽八幡神社を経て通りに出た後、通りを西側に少し歩いてドラッグストアの横の道に入ると吾妻峡があります

吾妻峡は入間川に出来たちょっとした峡谷で入間川を渡ったり河原で一休みできます。

天覧山も多峯主山も吾妻峡もヤマノススメの聖地ですが2つ山を登って吾妻峡まで来るのはちょっときついかな。

へとへとだと思うけどもう一山行く?

吾妻峡で入間川を渡りしばらく歩くと龍崖山の登山口があります。多峯主山の山頂から吾妻峡を経て龍崖山登山口までは1時間ちょっと。

龍崖山は登山口から山頂まで20分の低山です。まだ登る力があったらどうぞ。でも無理は禁物です。

龍崖山の登山口は分かりづらいので見落とさないように。通りにある八耳堂が目印になります。八耳堂の奥に登山口があります。

なお、更に柏木山という山もあったりしますが...

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