インドア派のアニメ好きがヤマノススメにハマり、思わず登りに行ってしまう山です。登り始めて15分ほどで頂上に着き、ハイキングにもならない散歩レベルの道のりになります。
標高の割りに見晴らしは素晴らしく空気が澄んだ早朝にはスカイツリーや富士山が観れます。
標高と時間 | 195メートル。登山口から15分ほどで頂上 |
アクセス | 飯能駅(西武池袋線)から徒歩20分で登山口 登山口から山頂までは徒歩15分 |
ぶら旅メモ | 飯能駅から飯能銀座や飯能河原をぶらぶらしてから山頂へ |
散歩や聖地巡礼のついでに登山
散歩風の登山
標高は195メートル。登山口からの高低差は100メートルもありません。土日の山頂には散歩中の地元の方や奥武蔵の別の山を縦走してきたハイカーが居ます。
明治時代、天皇陛下が臣下の部隊の演習を観るために登ったので天覧山と呼ばれています。
出発点は西武池袋線の飯能駅になります。駅から飯能市街を抜けて徒歩20分ほどで登山口に到着します。
ヤマノススメ聖地巡礼であれば飯能銀座をぶらぶら歩き、飯能河原に降り立ってから登山口に向かっても時間は大して変わりません。
登山口にあったヤマノススメびいきのコンビニは移転して今はありません。
登山口から登り始めて10分程で東屋のある中間広場です。
トイレもあって休憩できますが見晴らしはなく、あと5分ほどで山頂に到着しますので休むことなく進むのがベターです。
その先で2つに分岐しますがどちらでも特に苦もなく山頂に到着します。ちなみに片方のルートはちょっとした岩場(長さ5m位)があります。
街歩きの延長で山頂まで登れて人もあまりいないので、アニメ好きのインドア派がこっそり試しに登ってみるのに最適です。都内から余裕で日帰りできますし。
途中で息切れしてしまった人は本当に普段歩かない人だと思いますが、山の場合は一度登ってルートが分かると二度目は何となくペースを考えて登れるのであっさり登りきれたりします。再トライを。サクッと登りきれると気持ちいいですよ。
展望良好で富士山や東京スカイツリーが見える
山頂は展望台になっていて前面に見える山の名前を書いたプレートが張られているので、それを見ながら富士山を探せます。
富士山をくっきり見たいならば空気の澄んだ早朝9時頃までに登ってください。冬は空気が乾燥するので日中でも見れたりします。
東京都心部の方角に目を向けると、ホテルヘリテイジ飯能(飯能駅隣接)や丸広百貨店(東飯能駅隣接)といった飯能市街のはるか向こうに高層ビル群と東京スカイツリーが見えます。
飯能駅から登山口へのアクセス
路線バスもあるけど基本は飯能駅から歩きで
夏以外は準備運動を兼ねて飯能駅から登山口まで徒歩でどうぞ。
夏に歩く距離を短くしたい場合は飯能駅から国際興業バスの医大31系統又は医大32系統に乗ってください。天覧山下バス停から登山口までは徒歩数分です。
但し、土日の日中は1時間に1本しかないのでバスを待つよりは適当に飲み物でも飲みつつ歩いて登山口に向かう方が楽しいと思います。
車で訪問する場合は登山口手前の飯能中央公園の無料駐車場に止められます。駐車場は隣の市民会館でイベントをやっている時は混むのでネットで市民会館でのイベントの有無のチェックを忘れずに。
買い出しは駅ビルか駅前通りか飯能銀座
駅前には餃子の満州、吉野家、QBハウスというジャンクな旅に便利なお店があります。駅ビルには100円ショップが入っているので小物の買い出しができます。
飯能銀座にも飲食店があります。
ヤマノススメ巡礼スポットに寄り道
飯能市内は巡礼スポットだらけ
飯能銀座、飯能中央公園は飯能駅から登山口までのルート上にあります。
飯能銀座、割岩橋(赤い橋)、観音寺も飯能中央公園の近くにあります。体力が心配な人はまず山頂まで行って、戻ってから元気のある範囲で巡礼スポットを巡ると良いと思います。
何の説明もなくヤマノススメって言葉を出していますがこのページに辿り着いた人は大体分かってると思うので詳しい説明は省きます。簡潔に言えば女子高生ゆるふわアニメです。詳しく知りたい方は「ヤマノススメ」女子高生ゆるふわ山巡りの旅をご覧ください。
もし山頂まで登って全然余裕という感じなら心地よい登山道が続く多峯主山(とうのすやま)を目指すことをおすすめします。天覧山山頂から案内に従って歩いて50分で多峯主山頂に着きます。
前日泊ならホテルヘリテイジ飯能(旧飯能プリンスホテル)
飯能駅付近にはビジネスホテルが数件ありますが年季が入ったものが多く、安くけど快適さはそれなりです。
その中でホテルヘリテイジ飯能は元プリンスホテルだけあって部屋が広めで快適です。お値段は他より数千円高いですが。
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