小野照崎神社(東京都台東区)小ぶりでも一味違う

小野照崎神社の鳥居神社・寺院

どうってことない街中の神社のようでいて、平安の歌人を祀っていたり、公式サイトが今風で美しかったり一味も二味も違うところを見せてくれる小野照崎神社を紹介します。

住所東京都台東区下谷2丁目13-14
アクセス入谷駅(東京メトロ日比谷線)から徒歩4分
ぶら旅メモごちゃごちゃした下町からギンギラギンの鶯谷へ歩く
関連リンク小野照崎神社公式サイト

下町に隠れた古い社殿に参拝

境内が一味違う

小野照崎神社の境内

上野の北東方向にはごちゃごちゃした下町の入谷と下谷があります。小野照崎神社は入谷の路地裏にあります。

境内の広さは一般的な街の鎮守レベルより少し広めです。

江戸時代の終わり慶応2年(1866年)に造られた本殿が残っています。下谷富士こと富士塚があります。高さ6m程で溶岩を重ねて小山のようになっています。

どういう縁かは分かりませんが囲碁棋士の藤沢秀行先生の記念碑があります。

小野照崎神社の社殿
関東大震災や戦火を乗り越えた社殿

公式サイトが一味どころでなくおしゃれ

メジャーな神社では公式サイトに力を入れているところは少なくないですが街中神社レベルでこの充実ぶりは素晴らしい。小野照崎神社の公式サイトは要チェックです。

Noteに公式アカウントがありその記事へのリンクもあります。

御祭神も一味どころかどんでもなく凄い

小野照崎神社の幸せみくじ

御祭神は神社の名前にもついている小野篁公氏。

平安時代のお公家さんにして歌人ということで百人一首にその歌が採用されています。ともかく凄い人だったらしいです。

御祭神は、百人一首にも撰された平安初期有数の歌人であり、漢詩は「日本の白楽天」と呼ばれ、その文才は天下無双、「その才は神に至る」と評される程の絵の大廈でもあり、法律に明るい当代きっての学者で、参議という国の要職も務めた 小野篁公(おのたかむら)です。

小野照崎神社公式サイト 御由緒

天下無双とか本当にすごそうです。学問、芸術、仕事の悩みがある方はぜひ参拝を。

入谷駅から徒歩でアクセス

入谷駅から(東京メトロ日比谷線)から徒歩2分です。JRの駅で最寄は鶯谷駅で徒歩9分です。

ごちゃごちゃした分かりづらいところにあるので行きは最寄の入谷駅から辿り着くようにして、帰りは鶯谷駅へ向かうことをおすすめします。鶯谷ではギラギラとした独特の街並というかホテル街を目にする東京ディープな街歩きをできます。

寄り道情報

東京下町八福神を巡ろう

小野照崎神社は東京下町八福神の一つです。

東京下町八福神は浅草から月島までバラけているので巡るのは結構大変です。小野照崎神社から近いのは鷲神社(徒歩12分)と下谷神社(徒歩20分)です。下谷神社はちょっと遠いですがもう少し歩けば上野駅に出てそのまま帰路につけます。

鷲神社と下谷神社は別記事があります。関心がありましたら「鷲神社(東京都台東区)11月の例祭は酉の市」と「旧下谷小学校と下谷神社(東京都台東区)東上野の廃墟と伝統」へどうぞ。

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