実は1964年東京オリンピックのボート会場だったボートレース戸田こと戸田競艇場を紹介します
住所 | 埼玉県戸田市戸田公園8−22 |
アクセス | JR戸田公園駅から徒歩30分。無料送迎バスで5分 無料駐車場多数ありですが道路が混むので電車がおすすめ |
ワンポイント | 内陸を開削したので水面は波穏やかで狭い 特別観覧席はキレイで500円、1000円、2000円の3種 |
リンク | スタジアム公式 公式ツイッター Wiki |
観覧情報
1940年幻となった東京オリンピックのために作られました
戸田競艇場は戸田漕艇場の奥の一角を占めています。戸田漕艇場とは
埼玉県北足立郡戸田町(現・戸田市)で開催された(1963年)東京オリンピックのボート競技場。戦争のため幻のオリンピックとなった1940年東京オリンピックにあわせて建設されたボートコースを再整備して競技は行われました。
日本オリンピック委員会公式サイト
Wikiには荒川の治水も目的で整備されたと書かれています。
キレイな施設と観覧しやすい水面

開削して作ったので水面の横幅が狭く、それから第一ターンマークがスタンド側に寄っているので、疾走するボートが目前に迫り駆け抜けて行きます。迫力ありです。
また、かなり稼いでいる様子で、スタンドは豪華でキレイなので快適に観覧することができます。
ちなみに場内にATMはありません。資金は入場前に確保しましょう。
上の写真で橋とその上に佇む観客が見えます。戸田公園大橋といって戸田ボート名物の無料観覧スペースとなります。投票所は100円払ってスタンドに入場しないとありませんが、スマホでネット投票できる人はその場で投票もできますね。
特別観覧席もキレイで心地よい(競艇場の中では)

特観席は5階にあり高い位置から水面全体を観れます。
特観席は水面に近い前の方から500円、1000円、2000円と区分されています。
水面に近い方が安いことにおや?と思うかもしれませんが、投票所が後ろにあるのでそうなっています。ギャンブラー目線だとレースの迫力とかより、思い立ったらすぐ舟券を買える(投票所に近い)ことが重要なので。
フリードリンクで各種飲料を飲みながら観覧できます。北向きなので夕方眩しくなることもありません。なお、言うまでもありませんが酒はフリーではありません。
フリードリンク、昔は給仕のお姉さんが居て注いでくれたのですが(その頃の特観席は全席2000円だったような)、今は自販機で自分でカップに注ぐようになっています。
無料観覧席も含め施設の様子を公式サイトでパノラマフォトで確認できます
アクセス情報
戸田公園駅から歩くか無料送迎バスで
行きは戸田公園駅に降り立ち、無料送迎バスに乗って気力体力を温存しましょう。
帰りは大儲けしたらタクシー、おけらになったら徒歩で一人反省会をしつつトボトボと。
無料駐車場もかなりのスペースが確保されていますが、東京と埼玉の境で交通量が多い辺りなので車で行くのはおすすめしません。
入場再開は7月17日から
コロナで無観客で開催していましたが、7月17日から入場可能とアナウンスされています。
普段であれば戸田公園駅(JR埼京線)の他に川口駅(JR京浜東北線)、成増駅(東武東上線)、高島平駅(都営三田線)からも無料バスが出ますが、当面は無料送迎バスは戸田公園駅からだけなので注意。
寄り道情報
戸田漕艇場
エンジン音に飽きたら(財布が軽くなったら)退場して、競艇場から続く水面沿いを歩いていくとスイスイ走る人力ボートを観ることができるかもしれません。真剣にボートをこぐ姿を眺めていると心が晴れるかもしれません。
戸田漕艇場は今もレガッタ競技のメッカであり、土日には大学チームなどが練習をしています。散歩の達人さんの上記記事に漕艇場の詳しい紹介があります。
さらに歩くと埼京線と新幹線の高架に突き当たるので、新幹線でもみて心の逃避行をしましょう。

コメント