身の丈経営で九州で唯一生き残った地方競馬場です。派手さがなく地味ですが佐賀や鳥栖に行った際に立ち寄ってまったり馬券勝負はいかがでしょうか。
住所 | 佐賀県鳥栖市江島町字西谷3256-228 |
アクセス | JR鳥栖駅から路線バス20分 西鉄久留米駅からJR久留米駅経由の有料シャトルバスで15分 |
旅打ちメモ | 鳥栖スタジアムのJリーグ観戦とセットで旅を 歴史好きならば吉野ヶ里遺跡へ立ち寄り |
関連リンク | 佐賀競馬公式サイト |
週末の旅のついでに観覧
当たり前のように土日に開催
地方競馬はJRAとの競合を避けて平日開催するところが多いですが佐賀競馬はバッチリ土日に開催しています。
おまけに競馬場内にJRAの馬券が買えるJ-PLACE鳥栖も備わっています。
週末の旅で立ち寄って本場とJRAの馬券が買える充実の旅打ちを楽しめます。但し、J-PLACEで発売しているのはJRA各場のメインレースだけです。
ちょっと稼いだら特観席へ
特観席はメインスタンド3階。種類は2つ。
1つの机に2人横に座るよくあるタイプの普通指定席が1席500円、少し造りが良くてフリードリンク付のロイヤル指定席が2000円です。
普通指定席はごく普通というか特にウリがない特観席です。
ロイヤル指定席はコース全体を観やすい位置にありますが、設備面は普通指定席とは座席が少し良い位の違いしかなく、他の新しめの公営競技場のものと比較すると古くさくて豪華さに欠けます。とはいえ、座席数は少ないのでグズグズしてると売り切れることも。
絶対特観で観るべきって感じではないので、早い時間に少し稼いだら普通指定席へ、それなりに稼いだらロイヤル指定席へ、って感じで。
攻略法は先行馬と山口騎手に注目
一周1100mで直線250mという小さいコースなので必然的に先行馬が有利になります。
あとは騎手に注目。というか山口勲の存在を忘れてはいけません。安定した強さを誇る大ベテランで2021年度も12月まで勝率20%、連対率40%を超えています。
いうなればJRAの大昔の岡部みたいな存在で、周りと一緒に山口勲に乗るか、あえて外して高配当を狙うか、勘を働かせてください。
ぶらり旅打ちなら帰り道の豪遊を目論んで山口勲以外が騎乗する先行馬にヤマを張りたいかな。(大体それでカモられる訳ですけど)
スタンド手前に屋台村でグルメ
正門を入ると左手にパドック、右手にB級グルメが揃った食堂が屋台村のように並んでいます。食事はそちらで。
パドックは黒板に手書きで馬名が書かれるオールドムードのもの。回る方向が普通と逆で微妙に違和感があったりします。
他にはこれといった設備はないですが無料Wifiは使えます。
鳥栖駅から路線バスでアクセスが第1の選択肢
路線バスは1時間に1本程度
JR鳥栖駅前バス停から西鉄の路線バスで競馬場に行けます。行き先が「神埼駅」か「目達原」のバスに乗って20分程の「競馬場前」バス停で下車します。
要注意は運行本数で、1時間に1本といった本数なので西鉄グループサイトの「時刻運賃検索」で事前に時間を調べておかないとたっぷり待つことになるかも。運賃は片道300円です。
友の会バスという名の有料シャトルバス
西鉄久留米駅(久留米バスセンター)を出発しJR久留米駅を経由して競馬場に直通する友の会バスというサービスがあります。無料ではなく往復で300円です。
時刻表は佐賀競馬公式サイトのアクセスページでチェックを。
徒歩ならば肥前麓駅や新鳥栖駅から1時間弱
駅から徒歩ってことであれば、JR長崎本線の肥前麓駅から競馬場まで約3kmで徒歩50分程度です。九州新幹線利用者は新鳥栖駅が最寄りで競馬場まで約3.7kmなので競馬場まで徒歩1時間程度です。
広大な無料駐車場
郊外にあるので駐車場は広大かつ無料です。何台分のスペースがあるか分からないぐらい広く、自家用車での旅打ちもOKです。
寄り道情報と買い出し情報
買い出しは鳥栖駅前で
鳥栖駅前にはコンビニ位しかありませんが競馬場周りは更に何もないので食べ物など買い出しをするなら鳥栖駅前でどうぞ。
鳥栖スタジアムでJリーグ観戦
鳥栖スタジアムでの週末のJリーグ観戦とセットで旅できます。例えば土曜にJリーグ観戦、一泊して日曜に鳥栖競馬場といった旅行プランを立てられます。
鳥栖スタジアムのスタンドは全国のサッカースタジアムの中でもトップクラスの観戦しやすさを誇るので是非訪問することをおすすめします。
吉野ヶ里遺跡へ
JR長崎本線の肥前麓駅に徒歩で出ると隣りの隣りが吉野ヶ里公園駅になります。
吉野ヶ里公園駅から徒歩20分で吉野ヶ里遺跡のある公園に到着します。広い公園で弥生時代の住居の姿や各種出土品を観れます。
競馬場から吉野ヶ里遺跡まで9km程なので健脚の方は直接歩いて行くこともできます。
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