「這いよれ!ニャル子さん」田無タワーでうー!にゃー!

ニャル子さんキービジュアル癒しアニメと聖地
(C)逢空万太・ソフトバンク クリエイティブ/名状しがたい製作委員会のようなもの

宇宙人による攻撃から八坂真尋を守るために地球にやってきたニャル子。そんな触れ込みで近づきつつ八坂を我が物にしようと狙うニャル子。もしかしたらラブコメかも。

1期 2012年4月放送 全12話×30分
2期 2013年4月放送 全12話×30分
XEBEC制作

よく分からない混沌とした物語

ニャル子が地球(の八坂真尋)を守るために闘うSFもの

クトゥルフ神話をベースに意外としっかりした物語があります。

というのは真っ赤な嘘で、物語は全く重要でなく、主人公八坂真尋の前に突如現れたニャル子達のノリと勢いが楽しいアニメです。

一応、ストーリーを紹介。

八坂は高校生。唐突に表れる謎の怪物、ピンチを救ったのは銀髪の這いよる混沌ニャルラトホテプ即ちニャル子さん

ニャル子の正体は八坂を守るために宇宙のすごい組織が地球に送り込んだエージェント。当然宇宙人。

そんなイントロ。何かシリアスSFっぽい。

そして現れるもう一人の宇宙人クー子。

次の瞬間、クー子は欲望を丸出しにして迫ります。ニャル子に。「変態」と罵り撃退するニャル子。

全然、シリアスSFではありませんでした。

ラノベの王道それはラブコメ

ニャル子さんFのキービジュアル
(C)逢空万太・ソフトバンク クリエイティブ/名状しがたい製作委員会のようなもの

ニャル子は隙をみて八坂に迫ります。唐突に過激に。

逃げる八坂が見つけたもの、それはフォーク。落ちる奴ではなくスプーンの仲間の方です。

やっつけられるニャル子。尖っている方を使うとは八坂も結構過激です。

宇宙人ハス太も現れます。小柄な子供でかわいらしい少女に見えるオスの子です。

すぐさま八坂に迫りだすハス太...

八坂(男)を狙うニャル子(メス)とハス太(オス)、ニャル子を狙うクー子(メス)という時代先取りの性別ナニソレという相関図。

宇宙人の地球人離れしたラブ言動に八坂がキレ気味に立ち向かう混沌ラブコメが展開されます。

アニメでハイテンション!

過激な展開と勢いにメチャクチャやなぁと思いつつ段々こっちもハイテンションになってきます。うー!にゃー!と怪しいリズムを踏んでしまったり。

疲れきっている人や無理矢理にでも元気を出したい人におすすめです。

余興でアニメや特撮のパロディが埋め込まれています。どんな細かいネタでも気付く自信がある人は観ると楽しめるでしょう。

名状しがたくはない公式サイト

雰囲気はPVでチェック

1期無印の1年後に2期ニャル子さんWが放送されました。その後、OVAのニャル子さんFも制作されました。あの混沌にやられた人がそれなりに居たってことで。

OVA紹介動画をみるとニャル子アニメの1期から続く雰囲気が分かります。ハチャメチャだなと。

公式サイトにツイッターアイコン

ニャル子さん公式サイトのスペシャルページでツイッターアイコンを配布しています。フォロワー1万人突破、2万人突破、3万人突破のそれぞれの記念で3種のアイコンが載っています。

2022年1月でフォロワー4.9万人まで伸びているけど4万人記念のはないな。その代わりってことでもないと思いますがキャラデの滝山真哲さんイラスト壁紙なんてのもありますよ。

美少女風宇宙人(キャスト情報)

ニャル子(CV.阿澄佳奈)這いよる混沌ニャルラトホテプ
クー子(CV.松来未祐)マゾで変態なクなんとか人
ハス太(CV.釘宮理恵)小さくてあの声だけど強いぞ

西東京から札幌まで続く聖地巡礼

お話はぶっ飛んでいても舞台は東京の普通の街中。東京の西と自ら名乗っている西東京市です。

その市内のスカイタワー西東京という立派な名前があるのに何故か田無タワーと呼ばれる鉄塔が第1の巡礼先になります。残念ながら展望室はないので下から見上げてうー!にゃー!してください。

その後は第2の巡礼先として国分寺駅前を観て、中央線に颯爽と乗り込み、何だかんだで札幌まで行けば完璧な聖地巡礼です。

札幌での巡礼先は時計台とアニメイトになります。

原作小説はGA文庫で完結済。ネタバレあり注意

ニャル子さんのコミカライズ

原作は小説でGA文庫から発刊されていましたが2014年に12巻で完結しました。

ちょっとネタバレしますが結末ではニャル子と八坂の心が結ばれます。尻切れでないエンディングは素晴らしい。

コミカライズは2巻で終了となっています。

アニメ3期の可能性

2期ニャル子さんWの2年後の2015年にOVAが制作されました。タイトルはニャル子さんF。ファイナルという意味だと想像できます。Fではニャル子のウエディングドレスも観られます。

この先のアニメ展開は厳しそうです。

振り返るとおもしろくて楽しいアニメでした。おすすめします。うー!にゃー!

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