旅スポットではなく、体がなまった時の赤羽近辺のウォーキングルートの紹介です。赤羽駅を出発点にしていますが東京駅や田端駅から路線バスでのアクセスもできます。
楽しみどころ | 旧岩淵水門、蛇行する隅田川、河川敷の草サッカーや草野球をほのぼのと |
ルート | 赤羽駅から旧岩淵水門へ 荒川河川敷を下り足立小台駅(日暮里舎人ライナー)へ 千住新橋まで進みそこで河川敷を離れて北千住駅へ |
ぶら旅メモ | トイレは河川敷のサッカー場や野球場に設置されているので困らない 飲み物は持参するか自販機で |
荒川土手の歩き方と楽しみどころ
赤羽駅か赤羽岩淵駅からスタートして岩淵水門へ
東京23区の北部で屋外活動をして一汗かきたいならば荒川河川敷が一番の候補になります。
晴れた日に赤羽駅からスタートして荒川河川敷を散歩すると心も晴れます。
赤羽駅からはまずは旧岩淵水門まで歩きます。駅前の商業地から住宅街に入り徒歩30分ほどで到着です。赤い旧水門の向こうに青い稼働中の水門が見えます。水門を眺めたり中州でまったりできます。
水門のすぐ隣には荒川岩淵関緑地バーベキュー場があって夏は結構な人出があります。
岩淵水門は別記事がありますので関心がありましたら「旧岩淵水門(東京都北区)赤水門と青水門」をご覧ください。タイトルは旧岩淵水門ですが今の水門も含めて紹介しています。
広々した河川敷をスタスタと足立小台駅へ
岩淵水門で一休みしたら荒川河川敷を下流に向かって歩きます。
荒川河川敷は両岸とも歩いて下ることができますが、広々していて賑やかな都心側(西岸)を歩くことをおすすめします。
河川敷と土手の上の両方に舗装された歩道があります。歩いているとジョギングやサイクリングをしている人が次々にやってきて追い越していきます。河川敷には近所から来た家族連れや野球やサッカーをしている大人や子供がいます。
のどかな風景を眺めながら軽快に歩きましょう。
30分程歩くと隅田川が豪快に蛇行している姿が視野に入ってきます。蛇行する隅田川と沿岸に立ち並ぶマンション、なかなかの風情です。
ちなみにトイレは河川敷のサッカー場や野球場に必ず設置されているので困ることはありません。
足立小台駅か宮城ゆうゆう公園で休憩
岩淵水門から45分ほどで首都高高架の下に辿り着きますが、その手前に宮城ゆうゆう公園があります。
宮城ゆうゆう公園では隅田川を眺めながらベンチで休憩できます。疲れていれば一休みを。お店の類いはないのであまり疲れていなければ足立小台駅まで歩いてしまいましょう。
宮城ゆうゆう公園から15分程で日暮里舎人ライナーの足立小台駅に到着します。
足立小台駅のすぐ隣りに島忠ホームセンター(店内にOKストアやモスバーガー)とケーズデンキがあります。トイレ休憩したりクールダウン(冬は暖をとる)したり食料調達したりして一休みを。
北千住の陸橋で鉄道車両を存分に鑑賞しましょう
足立小台駅を出発して30分ほど歩くと千住新橋に到着します。
千住新橋で河川敷を離れて市街地に入るのが北千住駅への最短ルートになりますが、千住新橋を直進して鉄道陸橋の塊まで歩くことをおすすめします。
千住新橋の先の連なる鉄道陸橋群には東京メトロ千代田線、JR常磐線、つくばエクスプレス、東武伊勢崎線の電車がひっきりなしにやってきます。
いろいろな電車を鑑賞して満足したら北千住駅に向かいましょう。鉄道陸橋から北千住駅まで15分程です。
赤羽駅を出発して途中で休憩しつつ北千住駅まで3~4時間のウォーキングになります。距離にして12km。ゴールの北千住駅は繁華街に囲まれているのでお腹が空いていたら飲むなり食うなりご自由にどうぞ。
荒川土手の徒歩ルート情報
赤羽駅から岩淵水門に出て道なりに進むだけ
旧岩淵水門まで行けば後は土手の道を歩くだけなので迷うことはありません。
荒川土手へのアクセス情報
東京駅から都営バス東43系統で荒川土手にアクセス
赤羽駅から徒歩で荒川土手に出る話をしましたが、赤羽駅以外に東京駅か田端駅から路線バスで荒川土手にアクセスする方法もあります。
利用する路線バスは都営バス東43系統になります。東43系統のルートは東京駅を出発して田端駅を経由しそのものズバリ「荒川土手」バス停が終点です。
東京駅の乗り場は「丸の内北口1番バス乗り場」といって丸の内ホテルの前が発車場所になっています。
なお、東京駅からバスで行けるのは便利と思わせつつ大事な注意点が1つ。「荒川土手」バス停は荒川東岸になります。おすすめの都心側すなわち西岸へアクセスするには終点手前の「宮城2丁目」バス停で下車してください。
「宮城2丁目」バス停で降りれば休憩ポイントとして挙げた宮城ゆうゆう公園はすぐそこです。
赤羽に戻るならば都バスで
北千住駅まで行った後の赤羽までの帰路の情報を少々。
赤羽に戻る場合は、電車ではなく北千住駅前のバスロータリーで都営バス王45系統(北千住駅から王子駅)、都営バス端44系統(北千住駅から田端駅経由駒込病院)に乗れば座って帰れて楽です。
王45系統の王子5丁目バス停は赤羽駅の南側に位置します(ちょっと離れているけど)。端44系統に乗った場合は田端駅から赤羽までは電車になります。
王45系統は1時間に1本だけなので待つかもしれません。端44系統は1時間に3~5本あります。
寄り道情報
上空に現れるヘリコプターや航空機
午後から夕方は羽田新航路を利用する航空機の姿を見れます。千葉県側から埼玉県域まで北進し、埼玉県上空で方向転換して羽田空港に向け南進していきます。
エンジン音が聞こえてくるので近づいてきたら分かります。
そういえば荒川沿いを歩いていて自衛隊のヘリ軍団が上流から現れたことがあります。入間基地から来るのかな。
もう一つの鉄道陸橋と東武堀切駅
千住新橋の先の鉄道陸橋の塊のその先にもう一つ鉄道陸橋があります。京成本線の陸橋でスカイライナーを鑑賞できます。
ふとそのそばの窮屈なスペースに目をやると東武伊勢崎線の堀切駅がこっそりとあります。浅草駅発の東武特急も間近で鑑賞できます。
荒川土手散歩その2へ続きます
荒川土手のうち江戸川区エリアの散歩ルートを「その2」としてまとめました。
都営新宿線の東大島駅から河口の葛西臨海公園までの案内になります。関心がありましたら「荒川土手散歩2(東京都江戸川区)荒川ロックゲートと葛西臨海公園」をご覧ください。
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