戸田競艇場(埼玉県戸田市)海なし県埼玉にあるボートレース場

戸田競艇場全景公営競技場

1964年東京オリンピックのボート会場だったボートレース戸田こと戸田競艇場を紹介します。

住所埼玉県戸田市戸田公園8−22
アクセスJR戸田公園駅から徒歩30分。無料送迎バスで5分
無料駐車場多数あるも道路が混むので電車がおすすめ
旅打ちメモ内陸を開削したので水面は波穏やかで狭い
特別観覧席はキレイで500円、1000円、2000円の3種
関連リンクボートレース戸田オフィシャルサイト

古くて新しい施設で観覧できる

1940年幻となった東京オリンピックのために作られました

戸田競艇場は戸田漕艇場の一角を利用しています。戸田漕艇場の歴史は幻の東京オリンピックにまで遡ります。

埼玉県北足立郡戸田町(現・戸田市)で開催された(1963年)東京オリンピックのボート競技場。戦争のため幻のオリンピックとなった1940年東京オリンピックにあわせて建設されたボートコースを再整備して競技は行われました。

日本オリンピック委員会公式サイト

戸田漕艇場の水路は東西2500mで、東側2000mは各種レガッタ競技の会場となり競技会非開催日は大学や実業団のボート部が練習している姿を見れます。

戸田公園大橋から西端までの500mが戸田競艇場になっています。

キレイな施設と観覧しやすい水面

戸田競艇場正面スタンド

首都圏中央の競艇場としてスタンドは豪華でキレイに整備・維持され快適に観覧できます。

水面は開削されたため横幅は最小限で、第1ターンマークはスタンド側に寄せて置かれています。疾走するボートが目前に迫ってきて駆け抜けて行くので水面かぶりつきで観ると迫力十分です。

一般観覧席はスタンド1階から3階に跨がり十分なキャパシティがあって落ち着いて観れますが、有料の特観席が500円からと安く空席が残っていれば特観席での観覧がおすすめです。

特別観覧席もキレイで心地よい(競艇場の中では)

戸田競艇場特観席

特観席は5階で高い位置から水面全体を観れます。

水面に近い前の方から500円、1000円、2000円と料金に差が付いています。

普通のスタジアムは前の客席が料金は高くなりますが、競艇場では投票所が客席の後ろにあるので投票所に近い後方が料金が高くなる場合がほとんどです。

ギャンブラー目線だと前方でのレースの迫力とかより、投票所に近く思い立ったらすぐ舟券を買えることが重要なので。

特観席はフリードリンクで各種飲料を飲みながら観覧できます。酒はフリードリンクに含みません。スタンドは北向きで夕方眩しくなることもなく至極快適です。

フリードリンクは昔は給仕のお姉さんが居て注いでくれたのですが(その頃の特観席は全席2000円でした)、今は自販機で受け取るようになっています。

無料の特別な観覧場所(席はない)

戸田競艇場レース場面
戸田公園大橋を臨む

無料ファンバスや無料駐車場はバックストレッチ側にあり、観覧者がスタンド入りするために水面東端に戸田公園大橋が架かっています。

橋の上が戸田競艇名物の無料観覧スペースで、スタートして第1ターンマークに進入するボートを正面から見下ろせます。

スタンド、水面、ボートを一同に写せる格好いい写真が撮れますよ

戸田競艇攻略法

窮屈で第1コースに辛い水面になっています。

第1コースは狭い水面を更にスタンド側に近づきながら第1ターンマークに進入します。高度な操縦テクニックを要する中でほんの少しの駆け引きのアヤで2着以下に沈み、まくりがスパッと決まります。

第2コースから第4コースの勝率は大差がなく、まくり巧者を狙って投票すべしです。

戸田公園駅からアクセス

JR埼京線の戸田公園駅から歩き又は無料送迎バスで

行きは戸田公園駅から無料送迎バスに乗って気力体力を温存しましょう。バスで10分、徒歩では40分かかります。

バス乗り場は西口を出て線路沿いに南に1~2分歩くとあります。

帰りは大儲けしたらタクシー、おけらになったら一人反省会しつつトボトボと歩いて帰りましょうか。

無料送迎バスの発着場所は以前は戸田公園駅(JR埼京線)、川口駅(JR京浜東北線)、成増駅(東武東上線)、高島平駅(都営三田線)でしたが、コロナによる観客制限があり今は戸田公園駅だけになっています。

無料駐車場はかなりの数が確保されていますが分散して配置されていて、東京と埼玉の境で交通量が多いため慣れないと停めるのが面倒です。旅打ちならば車で行くのはおすすめしません。

戸田競艇場水面

アルコール販売停止中

コロナ感染拡大防止のための無観客開催はなくなり今は入場できますが、2021年4月25日からアルコールの販売が停止されています。持ち込みもダメです。

勝って帰りに飲みましょう。

寄り道情報

戸田漕艇場

戸田漕艇場

やられてモーター音を聞くのがイヤになったら競艇場を出て水面沿いを歩いて帰りましょう。

戸田漕艇場は今もレガッタ競技のメッカとして土日には多くの大学チームなどが水面で練習しています。練習で必死にボートをこぐ姿を眺めているとすさんだ心が癒やされるかもしれません

そのまま歩き続けると埼京線と新幹線の高架に突き当たるので戸田公園駅に向かいましょう。

埼玉のバッハ

テレビ埼玉にバッハプラザという長寿番組があります。

埼玉でバッハといえば音楽家でもなくIOC会長でもなく、Boat、Auto、Cycle、Horseの4つ合わせてBachですよ。

番組内では県内開催の競艇、オートレース、競輪、競馬の結果をあまねくお知らせして埼玉県民総ギャンブラー化計画を推し進めています。すごいな埼玉県。

ということで埼玉県の他の公営競技場も訪問してはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました