盛岡城内で南部家を御祭神として城下の平安を保ってきた神社です。盛岡城に行ったついでに参拝して烏帽子岩で平穏を祈念すると旅の充実度アップです。
住所 | 岩手県盛岡市内丸1-42 |
アクセス | 入谷駅(東京メトロ日比谷線)から徒歩4分 |
ぶら旅メモ | 盛岡城に行ったついでに参拝 三ツ石神社の御朱印はここでもらう |
関連リンク | 櫻山神社公式サイト |
盛岡城内に創建された神社に参拝
見ておくべきは烏帽子岩
社殿の横のちょっと高くなった敷地に安置されている石。
烏帽子といえば大河ドラマでお公家様が頭に乗せている先に行くほど細くなる長い黒い帽子のこと。なめらかに先に行くほど細くなる石の姿から烏帽子岩と呼ばれるようになりました。
烏帽子岩といえば江ノ島が有名ですが、盛岡の烏帽子岩は築城した時に縄張り内の神域で発掘されたもので御利益は強そうです。
今も盛岡城を守る岩として敬われています。
よくみると筋が入って割れていて花崗岩が柱状節理で崩れてできたものと分かります。別に不思議なものではないわけですが高さ6mはある岩は眺めて拝むと良いことがありそうなのも確かです。
南部家の歴代の殿様が御祭神
櫻山神社は境内はそれほど広くなく社殿も普通で外見上の特徴はありません。
しかし目に見えないところですが平安時代以降続いてきた南部家の殿様を御祭神として祀るという地元密着で歴史を感じさせる凄いところがあります。
創建は寛永2年(1749年)。当時の盛岡藩主が戦国時代に生まれ盛岡藩初代藩主となった南部信直を祀ったところから櫻山神社の歴史は始まっています。
その後、平安時代の南部家の創始者南部光行も合祀したり、明治新政府に城を接収されて一旦は郊外に移転する憂き目にあったりしながら歴史を重ねてきました。
櫻山神社は南部の歴史を背負った神社といえます。やっぱり拝んでおきましょう。
花崗岩があっちにもこっちにも
石といえば岩手という地名を生んでさんさが踊られる三ツ石神社。
でっかい3つの石が境内にドンと鎮座しています。大きくなめらかな表面を持つ姿は烏帽子岩と似ています。
三ツ石神社の記事内に書いた石割桜の石も姿が似ています。
そういう石が周りにたくさんあったことが盛岡城に立派な石垣が造られることに繋がっていったと考えられます。
盛岡市中の石繋がりの旅はいかがでしょうか。
盛岡城に行くついでにアクセス
盛岡駅から1.5kmで徒歩20分の距離にあります。路線バスに乗れば10分を切るぐらい。
盛岡城まで来てしまえば徒歩数分。というか盛岡城跡公園の中にあります。
盛岡城跡公園の地下には100台程の規模の駐車場がありますが盛岡駅から徒歩又はバスでの移動が便利です。
盛岡駅発路線バスの下車するバス停などは石垣をライトアップする盛岡城の記事にかいてあります。
寄り道情報
盛岡市内を歩きまくる
ここまでに三ツ石神社と盛岡城の記事へのリンクも張りました。
あとはバスセンターまで歩いて無料シャトルバスに乗って雄大なスタンドを持つ盛岡競馬に行けばもう盛岡は攻略したといっても過言ではないでしょう。
盛岡城からバスセンターまで歩く途中の赤レンガの建物は旧盛岡銀行本店で日中は公開されています。歩き途中の息抜きに丁度良い位置にありますが入場は300円と有料です。
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