大東京の名をいただき東京の中心で静かに佇む神社です
参拝情報

伊勢神宮の遥拝殿として明治13年に創建されました
「遥拝(ようはい)」とは
遠くへだたった所から拝むこと
コトバンク
ということで、明治時代に東京における伊勢神宮の遥拝殿として創建されました。伊勢神宮の御祭神である天照皇大神と豊受大神がこの神社の主祭神となります。
以前は日比谷にありましたが、関東大震災の後、現在地に再建されています。
縁結びに特に御利益のあるそうですよ。
こじんまりながらも落ち着いて休憩もできます
伊勢神宮とか聞くと広い境内が想像されますが、意外にというか、かなりこじんまりしています。入口の前がすぐ拝殿で参拝後ちょっと歩くとすぐ出口に着きます。
でも、東京の中心地ながら路地の奥で喧騒はなく、境内にちょっとした休憩スペースもあるので、しばらく佇んでほっとすることができます。

雅な神前結婚式の始まり
この神社について誰かにウンチクを垂れるとすれば
それは東京大神宮から始まりました
現在広く行われている神前結婚式の歴史は、明治33年、当時の皇太子殿下(後の大正天皇)と九条節子さま(後の貞明皇后)の御結婚の礼に始まります。
宮中の歴史において初めて皇居内の賢所(かしこどころ)のご神前で行われた御婚儀の御慶事を記念して、東京大神宮では一般の人々に向けた神前結婚式を創始し、以後その普及に力を注いでまいりました。
東京大神宮公式サイト
といった話があります。公式サイトにはもう少し詳しい話が載っています。
参拝時、運が良ければ拝殿の中で結婚式をしているところを見ることができます。
アクセス情報
飯田橋駅のどこで地上に出るかで道が変わります
どの出口からでも5分位で到着しますが、歩く方向は大きく変わるので駅の改札を出たところにある地図で、どの出口から出てどの向きに歩くか頭に入れましょう。
おススメはB2a出口です。鉄道好きは神田川と並走する中央線を見れますし、城好きは江戸城牛込御門の石垣が見れます。

寄り道情報
飯田橋駅B2b出口の反対側は神楽坂通り
ブラブラと何となく有名な神楽坂通りに行けば食事や買い出しには困りません。
でも、神楽坂通り商店街公式サイトには「神楽坂は伝統的に朝が遅い街です」なんて書かれていて、朝は店は皆閉まっているかもです。

徒歩圏に北の丸公園と靖国神社
神社出口から南に向かうと10分程で北の丸公園(田安門)や靖国神社の入口に辿りつきます。
両方ともただっ広いので時間に余裕を持って行きましょう。なお、北の丸公園の日本武道館は、2020年9月まで耐震工事のためフェンスで囲まれておりその外観を観ることはできません。
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