竣工は古いですが2010年に全面の座席がベンチシートから個別シートに張り替えられたので清潔感があります。球技専用でスタンドはピッチに近く選手を間近に観れます。
屋根がなくスタンド周りの視界も開けているので晴れの日の観戦は気分爽快です。
横浜FCとY.S.C.Cのホームスタジアムでネーミングライツでニッパツ三ツ沢球技場という呼び名を持つ三ツ沢公園球技場を晴れの日の気持ちいい写真を載せながら紹介します。
住所 | 神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢西町3-1 |
アクセス | 横浜駅から路線バスで10分。下車してから徒歩5分 最寄駅の三ツ沢上町(横浜市営地下鉄)から徒歩15分 |
ぶら旅メモ | 帰りは横浜駅まで下り坂を歩いて駅と駅周りをぶらぶら |
関連リンク | 横浜FC観戦ガイド(スタジアム写真が一杯) |
青い空の下で青いスタンドで気持ちよく観戦
球技専用だけどゴール裏は少し離れている
建設は昭和30年(1955年)と国内の一線級スタジアムの中で最高レベルの古さです。
球技場なので陸上トラックがなくピッチとスタンドの距離はとても近くです。ただゴール裏はラグビーなど他の球技もできるように少しだけ余分に離れています。
以前はベンチシートが並んでいて安っぽさがありましたが、2010年の改修でゴール裏も含めて全周が個別シートになりました。ゴール裏でも快適観戦できます。
しかし、ピッチが近い球技場となればメインやバックでの観戦が楽しいのは間違いありません。
メインスタンドとバックスタンドは臨場感一杯。特にバック
メインスタンドは一階部分が運営スペースでその上に乗っかっているので少し高さがあります。スタンドの傾斜は一般的な競技場と同じでごく普通ながら、後方の座席では高い位置から全体を俯瞰できます。
バックスタンドはメインスタンドより低い位置にあり、前方の座席では選手が目の前に居ます。サイドラインでの攻防は迫力バッチリです。後方の座席でも選手の躍動を感じながら観戦できます。
迫力や臨場感を感じたいならバックスタンドで特に前方がおすすめです。
屋根がないのはデメリットではなくメリット
設計が古く屋根は一切ありません。更に丘の上にあるので周りの視界も開けています。
飾り気のないスタンドで青空の下での試合は非常に気分よく観戦できます。
ただし雨が降ったら否応なく濡れてしまうので天気が怪しい時は雨具の用意を忘れずに。
天気予報をチェックしてからチケットを買うのが三ツ沢の攻略法といえるかも。
最後に電光掲示板の話。
この記事の写真では色彩がないオールドなタイプですが、2010年の改修でカラーの立派なものに交換されました。設置場所はホームゴール裏からアウェイゴール裏に変わりました。
横浜FCのチケット情報
2022年の一般前売り価格を記しておきます。横浜FC公式サイトに座席配置(席割図)があります。
- メインスタンド:メイン中央指定席5500円、両脇は前段指定席5000円、後段指定席4800円
- バックスタンド:バック前段指定席4700円、中央指定席4500円、両脇のエンド指定席4000円
- サイドスタンド:ゴール裏指定席はホーム側、ビジター側ともに3200円
メイン中央指定席やメイン前段指定席などでは最前列だけ500円高くするなんて設定があります。J2にしては高いですが観戦環境の良さを考えれば納得です。
Y.S.C.Cのチケット情報
Y.S.C.Cこと横浜スポーツ&カルチャークラブの試合の2022年の一般前売り価格を記しておきます。Y.S.C.C公式サイトに座席配置(席割図)があります。
- メインスタンド:中央のSS席2800円、ほぼ中央のS席2500円、両脇のA席1800円
- バックスタンド:開放されません
- サイドスタンド:A席1800円で入れます。
横浜駅から路線バスか徒歩でアクセス
三ツ沢公園球技場へのアクセスのポイント
- 横浜駅からの路線バスが本数が多くて便利
- 横浜駅との距離は2kmなので歩けるがスタジアムへは途中から上り坂
- 最寄の三ツ沢上町からの徒歩はルートが分かりづらく上級者向け
横浜駅西口のバスターミナルから路線バスが山ほど発車
横浜駅の西口の3番乗り場、あるいは6~10番乗り場で三ツ沢を経由する路線バスに乗ってください。
乗車するのは横浜市営バスか相鉄バスになりますが、車両横の行き先案内表示に「三ツ沢」とあるバスに乗ればスタジアムの近くまで行きます。
路線バスを下車するバス停は「三ツ沢総合グラウンド」になります。バス乗車時間は10分程で、バス停からスタジアムの入口まで数分間歩きます。
帰り道は下り坂なので徒歩でも楽に横浜駅に着ける
横浜駅からの距離は2km程です。
数値上は普通に徒歩移動できる距離ですが、横浜駅からの徒歩ルートの真ん中から後半にかけて傾斜がキツい上り坂が続きます。往路は大人しく路線バス移動が無難です。
復路は下り坂になるので横浜駅まで歩いて問題はなく、実際かなりのサポーターが歩いています。
最寄駅の三ツ沢上町駅からの徒歩は15分程だがルートが分かりずらい
三ツ沢上町駅は横浜市営地下鉄で横浜駅から2つ目の駅です。
駅の出口は住宅と交通量の多い道路があるエリアで、スタジアムまで徒歩で15分程ですが移動ルートが分かりづらく、方向感覚が悪い方は駅を降りたところで途方に暮れるかもしれません。
三ツ沢上町駅からスタジアムに向かう場合は事前に駅からの徒歩ルートをリサーチしておいてください。ただ正直言って横浜駅から路線バスで向かう方が楽だし迷わないのでおすすめです。
寄り道情報
横浜駅の西口をみて駅をみて東口をみると十分にぶら旅
横浜駅は日本のサクラダ・ファミリア的な存在です。
JR、京浜急行に加えて相模鉄道や横浜市営地下鉄も横浜駅を持ち、横浜駅は東西に大きく広がっています。西口方面はジョイナスやCIALといった駅ビルも接続し、巨大駅を維持するために往来する大量の人の合間を縫っていつもどこかしらで工事が行われています。
西口を出ると繁華街があり、東口を出るとそごう横浜店があります。繁華街を歩き駅構内を歩きそごうまで行くともう十分にぶらぶらしたよとなります。
三ツ沢での観戦後、力が有り余っているようでしたら横浜駅と駅近郊のぶら旅、やってみてください。
横浜国際総合競技場へのはしごは電車で意外とスムーズ
どこかのイベントにはしごとなると日産スタジアムこと横浜国際総合競技場が一番手に思いつきます。
徒歩ルートが分かりづらいと書いた三ツ沢上町駅まで歩いて横浜市営地下鉄に乗ると10分かからずに新横浜駅に到着します。
新横浜駅からは直接歩く(徒歩20分)のもよし、横浜線で1駅隣の小机駅まで行ってから歩く(徒歩10分)のもよしです。
しかし、三ツ沢と日産で同日に試合開催をしているケースは少ないです。
次なるはしご先候補としては横浜DeNAベイスターズの本拠地横浜スタジアムがあります。横浜駅から根岸線で2駅の関内駅が最寄駅になります。
コメント