ヴァンフォーレ甲府のホームスタジアムです。ネーミングライツにより2021年からJITリサイクルインクスタジアムと呼ばれます。略すとジットス。
1985年に国体用に建設された陸上競技場で現在の視点で見ると中規模のごく普通の陸上競技場です。
住所 | 山梨県甲府市小瀬町840 |
アクセス | 甲府駅からシャトルバスで30分 歩くなら甲斐住吉駅(JR身延線)から50分 |
ぶら旅メモ | 甲府駅前で甲府城をみてほうとうを食べる |
関連リンク | ヴァンフォーレ甲府公式 スタジアムガイド |
バックスタンドでの観戦がおすすめ
陸上トラックの存在感が大きい
1985年にメインスタンドと周囲の芝生席という形で建設された後、2000年頃にバックとサイドも座席のあるスタンドに改修されて現在の姿になりました。
最近の国体用スタジアムは豪華なものばかりですが、小瀬は古いので収容人数17,000人の中規模で地味な陸上競技場です。
メインスタンドは初めから建設されていたものですが陸上トラックの外にセレモニースペースを挟んで設置されているのでピッチがちょっと遠いです。
バックスタンドはセレモニースペースはないものの練習用トラックがあるのでやっぱりピッチが遠いです。
メインスタンドとバックスタンドの違いは少しだけ
メインスタンドとバックスタンドは傾斜は同じくらいですが、メインの方は高さがある分だけ少しだけ観やすいです。
メインスタンドには屋根がありますが中央部のVIPエリアをカバーするだけで一般の観客の雨よけにはなりません。
どっちで観戦するのが良いかというと大差はありませんが、バックスタンドはのんびりしているのでぶらりと訪れて気楽に観るならバックがおすすめです。
サイドスタンドと甲府サポ
サイドスタンドは尚更ピッチから遠いのですがホーム側は甲府サポが熱く声援を送っています。
大昔、といっても世紀が変わる頃の話ですが、ヴァンフォーレ甲府は経営危機に陥り引き分け無しの19連敗という圧倒的弱さを晒した時代がありました。
その頃はサポーターも少なかったわけですがそれでもその少数のサポーターが熱かったです。
その後経営は立ち直り(きっと優れた経営者が居たのでしょう)、現在はサイドスタンドがサポーターで埋まるようになりました。あきらめずに継続することは大事です。
ヴァンフォーレ甲府のチケット情報
2022年の一般前売り価格を記しておきます。席割図は公式サイトにあります。
- メインスタンド:中央のメイン指定席4200円、両脇のメイン自由席3200円
- バックスタンド:中央のバック指定席3700円、両脇のバック自由席2700円
- サイドスタンド:ホーム自由席、ビジター自由席ともに2100円
シャトルバスでアクセス。駐車場はあるけど混む
甲府駅からシャトルバスで片道370円で30分
キックオフ3時間半前から甲府駅発のシャトルバスが運行しています。15分間隔で片道だと370円ですが往復で買うと530円と大分安くなります。頻度が多く便利です。
徒歩にこだわる方は甲府駅からは6km強なので歩くと1時間45分程かかります。ルートは平らですが歩くには少し遠いです。
最寄駅となるJR身延線の甲斐住吉駅からは4km弱で徒歩50分ほどです。ルートは駅からまっすぐ歩いてスタジアムへの案内看板を見て曲がるだけなので分かりやすいですが、途中にこれといった店はなく田舎の道をすたすた歩くことになります。
車で遠征する場合、中央道のインターからスタジアムまですぐなので楽ですが、駐車場は無料の中小規模のものが分散していてどこに停められるかなど行ってみないと分かりません。時間に余裕を持っていくべしですが早くに着いてもスタジアム周りに時間つぶしになるスポットがないのが辛い。
甲府駅からシャトルバスで向かうのがおすすめです。
寄り道情報
甲府駅前には甲府城
甲府駅南口すぐのところに甲府城跡があります。甲府駅のホームから見える駅前城跡です。
甲府の玄関口のシンボルとしてしっかり整備されているのでぶらぶらして時間調整できます。
ほうとうは素晴らしくうまい
郷土料理の中には微妙なものもありますが(新潟ののっぺとか)、ほうとうはバッチリうまいです。小麦粉の麺を野菜と一緒に味噌で煮込むということで外すことのないおいしさです。
甲府駅前にほうとうを出すお店があるので観戦前後に腹ごしらえをどうぞ。
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