九段下駅からすぐの田安門の中は江戸城北の丸にあたり、木々と芝生の落ち着いた公園として整備されています。公園内には日本武道館や科学技術館もあります。
日本武道館がオリンピック・パラリンピックの会場となるため、2021年9月6日まで田安門が閉鎖されて公園のほぼ全域に入場規制がかけられています。ぶら旅するなら9月7日以降にどうぞ。
住所 | 東京都千代田区北の丸公園 |
アクセス | 公園北側:九段下駅~田安門は徒歩3分 公園東側:竹橋駅~竹橋は徒歩1分 |
ぶら旅メモ | 日本らしく春は桜、秋は紅葉 田安門から竹橋の間は1km |
関連リンク | 皇居外苑|一般財団法人国民公園協会 |
田安門から公園に入ってぶらぶら
春は千鳥ヶ淵の桜を鑑賞
九段下駅から歩いてきて田安門入口まで来ると春(3月下旬)は濠の両岸の桜が水面にしだれかかる姿を目にできます。
田安門に入場する前に濠の外側を歩いて千鳥ヶ淵のボート乗り場まで歩くと水面と桜の織り成す景色を存分に味わえます。
国の重要文化財の田安門から日本武道館へ
田安門は江戸時代初めの1630年頃に造られて、さすが江戸城の門という風格で国の重要文化財に指定されています。
とはいえ門なので歩いて通過して終わりでそんなにアレコレ観るところはありません。
門を通過して公園に入ると左手に日本武道館があります。
日本武道館は観客席もある広々とした武道場です。
前回の東京オリンピックの1964年に開場したので最近は古さが目立っていましたが、今回オリンピックでも会場になるため2019年9月から2020年7月にかけて改修工事が行われてピカピカに戻りました。
真新しい特徴的な外観をみてスポーツ好きも音楽好きもアニメ好きも「ここが武道館かぁ」と勝手に盛り上がることができます。
ただし、田安門は普段は常時開放されていますが、冒頭に書いたとおりオリンピックのため2021年は9月6日までは通過できません。公園ほぼ全域の立ち入り制限もかかっているので竹橋から武道館に行くこともできません。
ぶら旅や散歩したりは2021年は9月7日以降ってことで。
散歩したり休憩したり
武道館の反対側に目を向けると「ザ・フォレスト北の丸」という休憩施設があります。
ゆったりとした落ち着いた施設でカフェがあります。年中無休で開館時間は8:30~17:00です。ただし、2021年はオリンピックのため9月30日まで休業しています。
休憩施設の先に足を延ばすと連なるモミジに全周を包まれて秋(11月下旬~12月上旬)は紅葉の景色の中に身を投じることができます。
夏(7月頃)はクチナシ、冬も何かよくわからない花が咲いているので、四季それぞれに散歩して木々や花々をみてリフレッシュできます。
芝生の広場や池の周りでくつろぐこともできます。
アクセスは九段下駅または竹橋駅から
田安門最寄りの九段下駅は3路線が乗り入れる駅
九段下駅は東京メトロの東西線と半蔵門線、都営地下鉄新宿線の駅で田安門まで徒歩3分です。
田安門を入ったところに公園の案内図があるのでそれを見てどう散歩するか考えてください。休憩しながら普通に散歩して1時間ちょっとの行程になります。
公園の東側に位置する東京メトロ東西線の竹橋駅から竹橋を経て公園に入る歩き方もできます。
ただそのルートはなかなか桜が目に入らないので春は九段下駅からのアクセスがおすすめです。
駐車場は有料で500台分
全て有料ですが第1駐車場143台、第2駐車場103台、第3駐車場259台が用意されています。桜や紅葉の季節は混雑するので電車がおすすめです。
寄り道情報
靖国神社でご先祖を慰霊
神保町を街歩き
都営地下鉄新宿線で九段下駅の隣りが神保町駅です。
公園を散歩した後、九段下駅に戻ってから7分ほど歩けば神保町に到着します。
神保町は古書店街として有名ですが学生向けに飲食店が充実しています。北の丸公園と神保町を散歩して最後に腹ごしらえすれば半日弱のぶら旅になります。
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