飯能の隣り、日高の低山トレッキングルートになります。高指山も物見山も山頂の見晴らしはありませんが森林を抜ける登山道を気持ちよく歩いて、山々を縦走した満足感も得られます。
標高と時間 | 高指山332メートル。日和田山頂から20分 物見山375メートル。高指山頂から30分 |
アクセス | 高麗駅(西武池袋線)から日和田山経由で2時間で高指山 武蔵横手駅(西武池袋線)から2時間で物見山 |
ぶら旅メモ | 高指山と物見山の間の集落の売店で一休み |
関連リンク | 西武鉄道公式サイト ハイキングコース案内(日和田山~物見山) |
高指山と物見山まで歩けば立派な縦走
まずは日和田山から高指山へ
この2つの山には東西からアプローチできますが、メジャーな東の日和田山頂からのルートを紹介します。
日和田山(標高305メートル)と高指山(標高332メートル)は標高差は27メートルしかありませんが、一度下って上り直すので程々に汗をかきます。森の中ですがルートははっきりしていて迷うことはありません。
そこそこのアップダウンの森の登山道、歩いているととても気持ちが良いです。
高指山の山頂に近づくと道が開けて通信施設の建物と小さな空き地が見えます。空き地に階段で登ると山頂を表示する木柱があります。山頂少し手前には木製ベンチのある広場があって休憩出来ます。
山頂からはその広場が見えますが遠くの景色は少ししか見えません。
物見山に向かう途中の休憩所付き売店で一休み
高指山から先はしばらく舗装された道路を歩きます。10分弱歩くと公衆トイレと休憩所付の売店があります。
高指山も物見山も見晴らしは難があり、この売店が日和田山から物見山の間で一番見晴らしが良いポイントになります。
良いといってもそれなりですが、売店のアイスや飲み物で栄養補給しつつしばし眺めを楽しみながら一休みを。
森林に入り登山道を少し登れば物見山山頂
売店を過ぎて道路をしばらく歩くと物見山への道しるべがあります。道しるべの先には森になっている斜面を登っていく登山道が見えます。
高指山と物見山の標高差は43メートル。登山道の傾斜は軽快に歩けるレベルで売店から30分程で物見山の山頂に到着します。日和田山の山頂から1時間程歩いたことになります。
物見山頂は森の中にあるので遠くの景色は全く見えません。見えるのは周りの木々だけです。
そんな物見山ですが登山者はチラホラ居ます。気軽に行ける低山で森林の空気を味わえるってことでそれなりに人気があります。山頂では日和田山ルートの他に武蔵横手駅からのルートの方も合流してきます。
山頂は広く、設置されている木のベンチで休んでもいいし、シートを引いて飯を食べるのもありです。
日和田山からであれば3つの山を縦走したってことでしばし満足感に浸りましょう。
物見山からの下山ルートはお好みで
来た道を戻るのがイヤであれば更に西に進むと北向地蔵があります。そこから南下すれば西武池袋線の武蔵横手駅に到着します。物見山山頂から武蔵横手駅まで2時間弱です。あまり人とすれ違わない寂しさ漂う感じのルートになります。
寂しいルートはイヤならば来た道を戻りましょう。日和田山の山頂は2回登ってもしようがないので山頂手前の巻き道を使ってスルーするといいでしょう。
少し別の道を行きたいなら日和田山頂の巻き道の付近にある下山道に進むとロッククライミングの練習をしている巨石の前を経由して下山できます。ただこの下山道はところどころ曖昧さがある道なので迷いやすい方は止めた方が無難です。
意外と駅からは遠いけど歩きましょう
既に書いたとおり日和田山頂からのアプローチか武蔵横手駅からのアプローチになります。
武蔵横手からのルートは人通りが少なく、トレッキング経験が少ないうちは人が多くルートが分かりやすい日和田山からの方をおすすめします。
高麗駅から日和田山を経て物見山まで片道2時間半程度のトレッキングになります。
武蔵横手駅から登る場合は物見山頂まで2時間程度です。
日和田山か北向地蔵に寄り道
寄り道というかルート上にある日和田山
ちょっとした岩場があって登りがいがあって富士山&都心方面の見晴らしポイントがある日和田山は単独で記事にしています。
北向地蔵とは
文字通り北を向いている地蔵があります。それだけ。あ、木製ベンチがあるので休憩もできるな。物見山の山頂から40分程です。
ここで道が複数に分岐します。下山するなら武蔵横手駅行きの道を下ることになります。
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