舟券の王道と言えば人気1号艇からの流し。大村は偉大なる競艇発祥の地、王道の攻略法がバッチリ嵌まります。新しく快適なスタンドを持つ大村では手堅くいきましょう。
2022年9月に近くに西九州新幹線の新大村駅が開業するので少し賑やかになるかも。
住所 | 長崎県大村市玖島1-15-1 |
アクセス | 大村駅から徒歩で30分。無料送迎タクシー利用で7分 長崎空港からは諫早行きバスで「市役所前」下車徒歩10分 |
旅打ちメモ | 長崎空港から近いので東京からの遠征は楽 すぐ隣の大村公園の玖島城跡には石垣と復興された櫓あり |
関連リンク | ボートレース大村公式 |
新しいスタンドで快適観覧
特観席はロイヤルとファーストとスーパー
特観席は2箇所。一つはメインスタンド2階のファーストシートとスーパーシート、もう一つはメインスタンド隣りのロイヤルスタンド2階3階のロイヤル席。
ロイヤル席は2000円で一人一人独立した机と椅子で観覧できます。フリードリンク付、1マークが目の前という如何にもロイヤルな席なのでこだわり観覧派の方は是非どうぞ。
メインスタンド特観席のスーパーシートは1つの机に2つの椅子が並ぶよくあるタイプで500円と安いですがフリードリンクではありません。スタンドが新しく無料観覧スペースがキレイなのでわざわざ利用する必要性が感じがたいところ。
メインスタンド特観席のファーストシートは1000円でゆったりしたシングル席になっています。
競艇発祥の地記念館は入場無料
特観席に入らない場合は屋外デッキか2階の無料観覧席でたむろうことになります。
1階室内には椅子と机のある広い観覧スペースがあって水面はほぼ見えませんがくつろげます。
メインスタンドの離れにある競艇発祥の地記念館では過去の写真のパネルや各種展示物を眺めて頭を冷やしたり現実逃避したりしてみたり。
ちなみに、記念館の名にあるとおり大村競艇場は日本で初めて競艇が開催されたところでその歴史は1952年4月から続いています。
ORICAが特典充実
ORICAとは大村独自のキャッシュレスポイントサービスです。
現金をチャージしておけば投票機でいちいち現金を挿入せずにカードで簡単に舟券を購入できます。舟券購入でポイントが付き、貯めたポイントはノベルティや特観席無料券に交換できます。
更にメインスタンド2階のORICAシートで観覧できたり、旅打ち派にはうれしい長崎空港から大村競艇場までのタクシー代のキャッシュバックなど様々な特典があります。
優れたサービスですが公式サイトはインターネット投票会員の宣伝に力を入れていて、ORICAはこれからフェードアウトしていくのかもしれません。今のうちに会員になっておきましょう。
場内のインフォメーションセンターで入会できます。入会金を500円取られますが同じ額のポイントが付いてきます。年会費は無料です。
大村競艇場の攻略法はイン狙い
どこの競艇場でもインを狙うのはごく普通ですが、大村は特に主催者側がインに有力選手をぶっこんでくるという誰もが知っているが声高に話してはいけない特徴があり、裏読みせずに素直に1号艇に投票しましょう。
という訳で手堅くいくなら1号艇から流し。手堅すぎるけど。
大村でインが強い理由として大村湾からの海風のゆらぎでダッシュを決めにくいというのがあるのですが、差しや捲りが得意なレーサーが中間号艇に入ったときは少し高いオッズを狙って1号艇を連対にするのもあり。
様々なアクセス方法を提供
旅打ちなら長崎駅か長崎空港からアクセス
長崎駅から無料ファンバスが出ています。競艇場までのバス乗車時間は45分。
長崎空港からはORICAに入会すれば往路タクシー代のキャッシュバックサービスを受けることができます。ただし現金ではなく場内で使える商品券でのキャッシュバックになります。空港から競艇場までタクシーで15分程です。
ORICAとか知らんし入らん!という方は長崎空港から諫早に向かう連絡バスに乗り「(大村)市役所前」で下車してください。市役所前から競艇場までは徒歩10分です。バスの乗車時間は20分程で料金は300円になります。
JR九州の最寄駅は大村駅
最寄駅はJR大村線の大村駅です。距離は2kmちょっとで30分程歩くと競艇場に辿り着けます。ルートの半分は田舎の住宅地、もう半分は大村公園横断という感じでお散歩という感じで歩けます。
なお、大村駅からは無料タクシーで競艇場まで行くことが出来ます。無料タクシーは駅前に控えていて電車が駅に着いた後に競艇場に向かう人を集めて相乗りすることになります。
JRといえばもう一つトピックス。2022年9月に西九州新幹線が開通し同時に新大村駅が開業します。
新大村駅はJR大村線が国道444号線と交わるところに設置されるので大村駅よりも離れてしまいますが無料ファンバスか無料タクシーが多分用意されるでしょう。
西九州新幹線はまずは武雄温泉駅と長崎駅の間が開通するので、例えば博多駅から向かう場合は在来線特急で武雄温泉駅に行って新幹線に乗り換えることになります。
駐車場は十分
1500台以上収容できる無料駐車場があります。車での遠征もOKです。
長与港からの無料連絡船
さすが競艇場という感じで長与港と競艇場を結ぶ無料連絡船が1往復運航しています。
自分で利用したことがないので船の設備面は不明ですがゆっくり旅の方は利用してみるのもありでしょう。片道25分程だそうです。
寄り道情報と買い出し情報
買い出しはイオン大村
大村駅や大村市役所から競艇場まで歩く場合は手前のイオン大村ショッピングセンターで買い出しできます。
イオンは位置的には競艇場のそばですが、途中の運河が通せんぼをしていて大回りが必要なのでイオンから競艇場までは徒歩20分かかります。
大村公園と玖島城
競艇場に隣接して大村公園があります。
玖島(くしま)城跡を公園にしたもので陸上競技場もある広いスペースの中に立派な石垣や復興された櫓が配置されています。本丸跡は大村神社になっています。大負け時、俺は長崎くんだりまで何しにきたのだろうと自問自答しながら彷徨うのにうってつけです。
玖島城は慶長4年(1599年)に大村氏によって築城されたもので大村藩の中心となったところです。
長崎市内旅行の予習は色明日で
長崎市の情景が美しく描かれるアニメとして「色づく世界の明日から」があります。
旅打ちした後に長崎市に足を延ばすならちょっと予習がてら観てみると良いかも。美人で大和撫子なヒロインに嵌まるかもしれません。
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