球技専用で1階も2階もピッチを観やすく造られています。スタンド2階は傾斜が凄まじくどの座席でも心地よく俯瞰できます。博多駅から在来線で30分の鳥栖駅のすぐ前なので立地も抜群です。
サガン鳥栖のホームスタジアムですが、自分のひいきチームにもこんなスタジアムがほしいなぁと思える素晴らしいスタジアムで、ここでJリーグの試合を観ると一発でサッカーに嵌まりますよ。
ちなみにネーミングライツにより2019年から駅前不動産スタジアムと呼ばれています。
住所 | 佐賀県鳥栖市京町812 |
アクセス | 鳥栖駅(JR鹿児島本線)の目の前。駅のホームから見える 駐車場の広さは500台程度で渋滞します |
ぶら旅メモ | 博多や天神を拠点に小倉や唐津の旅とか |
関連リンク | 駅前不動産スタジアム サガン鳥栖 公式 |
武骨で観やすいスタンドで観戦
スタンド1階はピッチに近く激しい攻防を感じられる
球技専用なので1階の座席はすぐ向こうがピッチです。フリーキックやスローインでは選手が目の前に来ます。座席の造りはメインとバックは普通の独立席で、サイドは立ち見席になっています。
関東でいうと大宮公園サッカー場に近い造り。1階のどの座席でも選手達の激しい攻防を観てプレーの迫力を感じられます。
スタンド2階でもぜひ観戦を
2階はまた違った素晴らしさがあります。
ともかく2階スタンドは傾斜が半端なくキツいです。初めて入るとビビって手すりをしっかり握ってしまう位です。高所恐怖症の人は下りるときに恐怖を感じるかもしれません。
傾斜がキツいためピッチを真下に見下ろす形で全体の動きを見渡せます。真下というのは少し大げさですけど観客にとってベストな2階席の造りになっています。
2階の座席はメインとバックは独立シート、サイドはベンチシートになっています。
おすすめはメインかバックの1階ですが、試合終了後、2階に上がって傾斜をチェックするといいかも。
外からスタンドを眺めよう
スタンドは中に入ってフィールドを観るためのものですが、鳥栖スタジアムに来たら外からもスタンドを見てください。
スタンドの外観がとんでもなく武骨です!
鉄の骨組みだけで出来ているような姿はコストダウンってやつですが、それでも観やすさは最高レベルで実に良い設計だなぁと感心します。
なお、駅前の開けたところにドカンとあるので見る気がなくてもしっかり目に入ります。鳥栖駅のホームからでもバッチリ見えます。
サガン鳥栖のチケット情報
2022年の大人前売り価格を載せておきます。メインとバックで席割と価格がほぼ同じなので特徴です。席割図はサガン鳥栖公式サイトにあります。
- メインスタンド:中央のカテゴリー1指定席6000円、両脇のカテゴリー2指定席5000円、2階のカテゴリー3指定席4000円
- バックスタンド:中央のカテゴリー1指定席6000円、両脇のカテゴリー2指定席5000円、2階中央前方のカテゴリー2指定席5000円。2階の両脇と後方のカテゴリー3指定席4000円
- サイドスタンド:1階の立見席3000円、2階のカテゴリー4指定席3000円
JR九州の鳥栖駅から徒歩でアクセス
特急停車駅の駅前立地
佐賀のターミナルである鳥栖駅の目の前にあり、迷うことなく辿り着けます。
鳥栖駅は博多駅からだと特急で26分、快速でも30分で到着します。
九州で特急を使うときは金券ショップを覗いて安いチケットをゲットするとお金を節約できます。金券ショップは福岡空港にもあり構内の地下鉄駅に向かう移動ルートの途中にあります。
車ならパークアンドライドが楽
周辺の駐車場はほとんどが有料で規模も小さく渋滞します。
便利な駅前立地を活かすべく、公式サイトでは新鳥栖駅や久留米駅でのパークアンドライドを案内しています。
寄り道情報
博多を拠点に旅をする
鳥栖からどこに行くかと考えるより、博多を出発地点&宿泊地点と考えてスポーツ観戦旅や史跡の旅や旅打ちのプランを練ると楽しいですよ。
Jリーグの試合をはしごしたいなら日程を調べて小倉か熊本へ向かってください。
旅打ちも兼ねるなら、博多からは福岡競艇が近いですが、鳥栖スタジアムのついでなら鳥栖駅からバスで行ける佐賀競馬場か同じ佐賀県の唐津競艇へどうぞ。佐賀競馬場は九州で唯一残った地方競馬の開催場になります。
旅の最終日は大分、熊本に移動してそこから飛行機で帰京すると充実感が強まります。
佐賀を旅したいなら
佐賀の旅スポットを網羅するアニメ「ゾンビランドサガ」で予習してみてはいかがでしょうか。
鳥栖スタジアムも当然出てきます。EFSと無理矢理な略称で呼ばれますが。
ゾンビな少女が佐賀でアイドルを目指す「ゾンビランドサガ」、佐賀県内各地の姿を背景に楽しく少し感動する物語が展開して結構おすすめです。
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