北区志茂の住民の2年参りスポットといえば熊野神社。どローカルな記事です。
参拝情報

社殿は今風建築。昭和43年に改築されたものです
北本通りから奥深く入った住宅地の中にひっそりと佇んでいます。意外と長い参道とその先には頑丈な造りの社殿があります。この社殿は明治百年記念事業として昭和43年(1968)に改築竣工したとのこと。
ご由緒には近所のお寺、西蓮寺の住職が関係しています。
別当寺である西蓮寺の鐘銘に、西蓮寺住職淳慶阿闍梨が紀州より熊野三社権現を勧請して正和元年(1312年)八月に下村の鎮守にしたと記されています。
現地案内板
社殿の右に旧本殿が残っていて阿夫利神社をはじめとする四社が祀られています。

なぜここに2年参りに行くのかと言われれば、やっぱり甘酒
地元の神社に2年参りに行くのはメインは当然祈願ながら、参拝後に甘酒にありつくためというのもありますよね。甘酒を飲みつつ今年1年も平穏だといいなぁと思ったりできるのはちょっとした幸せなんだろうと思います。
前の記事では神谷の参拝&甘酒スポットの柏木神社を紹介しましたが、こちらは志茂のスポットになります。どちらかというとこちらの方が空いています。荒川が北と西からの来訪者を遮っているので。
歴史ある奇祭がある
白酒祭といって北区の無形文化財となっています。
散歩の達人さんが詳しく記事化していますので内容はそちらでチェックを。
アクセス情報
何故そんなにコンビニが
志茂駅は東京メトロの中でも乗降人数が少ないマイナーな駅ですが、北と南の2つの駅出口から外に出ると北本通を挟んでそれぞれ2つのコンビニが陣取っています。ローソン2、セブンイレブン1、ミニストップ1という構成。
以前はセブンイレブンのところはスリーエフで、ローソンのうち片方は名もないローカルコンビニでしたが争いに破れて看板が変わっています。
駅出口から少し離れたところにam/pmがあった時代もあり、今もミニストップの隣には大黒屋というディスカウントストアまであって、ともかく客を奪い合っています。何故なのか...
駅出口横にはジョナサンもありますので飲食には困りません。
寄り道情報
お隣さんは八雲神社

志茂の最近のトピックスは何といっても大規模マンション建設ですね。
志茂は赤羽中心部から離れている上に荒川土手沿いということもあって地価は安いはずですが大規模マンションにはとても立派な値段がついています。赤羽の街としての人気が外へ外へと広がっている感じです。
その大規模マンションからほど近い、志茂のもう一つの神社、八雲神社の話です。熊野神社から15分程で着きます。
八雲神社の創建年代は不明ですが、江戸時代には日光御成道の岩淵宿鎮守として崇敬篤く、 荒川流域のため水神社がまつられています。また、祭神である須佐之男尊の伝説(須佐之男尊がキュウリの上に降り立ったことから、 キュウリを尊ぶようになった)により、古くは氏子たちはキュウリを食べなかったようです。
北区公式Web
荒川流域のために水神社が祀られているという話。しかしもっと注目はきゅうりの逸話ですね。古くは食べなかったようですって、いや食ってたと思うな。何をつけてもうまいし。

岩淵水門
八雲神社まできたら岩淵水門はすぐそこです。というか熊野神社から八雲神社に移動すると水門入口を通り過ぎる感じになり戻ることが必要になります。立ち寄れるのであればのんびりまったりくつろぐと良いです。
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