盛岡城(岩手県盛岡市)ライトアップするのは石垣

ライトアップされた盛岡城石垣城郭・公園

見所は城周辺で産出された花崗岩をキレイに積み上げた石垣。思わずライトアップしてしまうのも納得の立派さです。市街のほぼ中心に位置し、観光の中心スポットでもある盛岡城を紹介します。

住所岩手県盛岡市内丸1-1-37
アクセスJR盛岡駅から徒歩20分。路線バス10分
ぶら旅メモ本丸跡は建物はないが高台で市街を見渡せる
ギャンブラーならバスセンター前から盛岡競馬場へ
関連リンク盛岡城跡公園(岩手公園)|盛岡市公式ホームページ

美しく佇む石垣を観ながら登城

盛岡城石垣

お城で観るべきは天守だけではありません

城巡りで注目するのは普通は天守などの建造物ですが、ここ盛岡城跡には天守も櫓も残っていません。

しかし、見上げる高さのキレイに整った石垣が本丸二の丸三の丸跡を取り囲んでいます。

石垣の配置に従って登城していくと広場となった本丸跡に出て、盛岡市街を見渡しつつ「立派な縄張りだなぁ」と感心すること間違いなしです。

城跡は公園になっていて24時間無料開放されています。

盛岡城本丸へ

歴史あるライトアップ

歴史的建造物の装飾としてすっかり定着したライトアップ。盛岡城では1990年(平成2年)から冬の期間に行われています。

そのライトアップ対象はと言えば当然ながら石垣です。誇らしく、そしてどことなく妖しげに照らし上げています。

盛岡城 2021年度のライトアップ時間帯
  • 2021年11月5日~2022年2月18日 17:00~22:00
  • 2022年2月19日~2022年5月31日 18:00~22:00

盛岡に行ったら、夜、お城を観に行くことを忘れてはいけません。

なお、石垣を観た勢いで登城するつもりならばライトを忘れずに持参してください。登城ルートも本丸跡も真っ暗ですので。登城すれば市街の夜景を見れますがおすすめする程ではありません。

盛岡城夜景

築城期間は40年

少し歴史の話も。

築城は戦国時代。南部一族の南部信直が三戸から盛岡に移転し1597年(慶長2年)に築城を始めました。しかしそれはとてつもない難工事だったようです。

築城工事は,北上川や中津川の洪水にみまわれながらも続けられ,築城開始から36年後,おおよその完成をみた寛永10(1633)年に南部重直(しげなお:3代藩主)が入城して以降,藩政時代を通じて盛岡南部氏の居城となりました。

盛岡城跡公園(岩手公園)|盛岡市公式ホームページ

この石垣を張り巡らし建物を作り上げるのに40年!(今は建物はないけど)

なんて考えるとホント立派な石垣だなぁと感じます。

盛岡城登城口

アクセスは盛岡駅から徒歩又は路線バス

のんびり徒歩がおすすめ

盛岡駅から北上川に架かる開運橋を渡り大通りを歩いて20分程で城跡公園入口に到着します。

橋の上で北上川を眺め、大通りをぶらぶらしながら適当に食事を取れば自由気ままな一人旅気分一杯です。

路線バスは盛岡駅東口のバス乗り場から乗車

盛岡駅と岩手県交通
赤羽民には馴染み深いカラーリングの岩手県交通バス

歩くのが億劫な方は路線バスでどうぞ。

盛岡駅から岩手県交通の路線バスに乗り「県庁・市役所前」か「盛岡城跡公園」で下車してください。乗車時間は10分程です。

盛岡駅の乗り場は東口正面にあり、茶畑やバスセンター行きの表示があるもの、又は市街循環バスに乗車してください。

駐車場は有料で100台

城跡公園地下に駐車場があります。営業時間は7時~22時です。

料金は8時~18時は30分150円(最大1100円)、18時~22時は1時間150円(最大800円)です。

22時までに入庫させて翌朝出庫することも可能です。(深夜帯は1時間80円)

寄り道情報

旧盛岡銀行本店と盛岡八幡宮

盛岡城の西の中津川を渡ったところに赤レンガ館こと旧盛岡銀行本店があります。ゴシックで風格のあるレンガの建物です。

更に西に進むと盛岡総鎮守である盛岡八幡宮があります。盛岡城から盛岡八幡宮は徒歩20分程です。

盛岡に来たからにはオーロパークへ

オーロパークすなわち盛岡競馬場は盛岡駅そばの「県庁・市役所前」バス停から無料ファンバスで移動できます。盛岡競馬場までは8km程あるので歩いていくのは無理です。

無料ファンバスは本数が少ないので岩手競馬公式サイトで運行時間を要チェックです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました