城巡りに嵌まるかどうかは最初の頃に訪れたお城によるかもしれません。訪問者をもれなく城巡りの道に誘う魅力を持つ彦根城。その魅力を軽く紹介します。
休日は人が多くて混みますがぜひ訪問して登城してみてください。
住所 | 滋賀県彦根市金亀町1-1 |
アクセス | 彦根駅(JR東海道線)から徒歩15分 |
ぶら旅メモ | 滋賀といえば琵琶湖 琵琶湖周りはたくさんの城郭・寺社とボートレースびわこ |
関連リンク | 国宝 彦根城公式サイト |
3拍子揃った美しき名城
現存12天守の一つ
築城当時の天守が今も存在する城郭は国内に12城。彦根城はその1つです。
築城は慶長9年(1604年)に始まり元和8年(1622年)に完成しました。築城者は徳川家の側近中の側近である井伊家です。
現存天守は12もあるのでその陣容や風情は様々ですが、彦根城は訪問しやすい、構築物が美しい、雰囲気が心地よいと楽しく城巡りできる要素が揃っています。
連休などは非常に混みますがそんな賑やかさも楽しみを彩るものになります。
訪問しやすい
現存12天守は移動が大変な場所が多いのですが、彦根城は日本の真ん中琵琶湖のそばなので東京からでも大阪からでも行きやすいポジションにあります。
東京からは東海道新幹線の米原駅で乗り換えて彦根駅はすぐ隣です。大阪からであれば新快速で一走りという感じです。彦根駅から徒歩15分ほどで天守の前まで行けます。
美しい天守と縄張り
天守はコンパクトですが賑やかな造りです。複合望楼型という複数の櫓を組み合わせた上に望楼を乗せた造りになっています。望楼の物見の部分には背の低い欄干があります。
複雑だけど規則的に入り組んだ曲線と平面と凸凹に幾何学的な美しさがあります。
天守の中は古いけどしっかり手が加えられていて落ち着いた空間になっています。急な階段で最上部まで上ると欄干に囲われた物見スペースから城下を見渡せます。少し怖さを感じる急な階段と低い欄干は昔造られたままの天守の証といえるものです。
天守の周辺にもいくつも配置された櫓、堀を跨ぐ木製の橋、少し朽ちた門、梅林など見所が多くあります。
ふらふら歩いていると馬の模型が置かれている馬屋に出会ってちょっと笑ってしまいますがそれも重要文化財だったりします。
歩いていて退屈しません。
ちなみに天守に上るには入場券800円が必要です。天守入場は年中無休で8:30~16:45です。
城下町も含めて心地よい
縄張りを歩いたら城下町も少し散歩してください。
規模は大きくないですが昔の町に似せた色彩と雰囲気を持つ一角があります。
そんな散歩をしている内に彦根駅に到着します。
1時間半から2時間半位のぶら旅で様々な楽しさを感じられます。
彦根駅からアクセス
彦根駅は米原駅の隣で新快速停車駅
米原駅といえば東海道新幹線の停車駅。東京から移動する場合は米原駅で琵琶湖線(東海道線)に乗り換えて次の駅が彦根駅です。米原駅から彦根駅までは琵琶湖線で5分です。
ちょっと注意が必要なのはのぞみは米原を通過すること。ひかりかこだまへの乗車となりますが、こだまは各駅で通過待ちをしてじれったいので、1時間に1本のひかりに乗ると楽です。
京都、大阪、神戸からは新快速で北上してどうぞ。
寄り道情報
京都か大阪に宿泊
彦根城に登城した後、京都か大阪に移動して泊まる1泊2日の旅行プランにすればなお楽しい旅になると思います。
京都と大阪とぶら旅スポットはまだ1つも紹介していませんが、スタジアムも公営競技場も神社寺社も選りどり見取りですよ。
サッカースタジアムなら2015年竣工のパナソニックスタジアム吹田か2020年竣工のサンガスタジアム by KYOCERAが新しく球技専用でおすすめです。行くと関西経済界ってなんて太っ腹なんだと感動します。
無理やり滋賀県の旅
滋賀県にも素晴らしい旅スポットはたくさんあります。
なんと言っても日本人なら誰でも知っているメジャースポット琵琶湖があります。
そんな琵琶湖を見れてお金も稼げる(かもしれない)スポットといえばボートレースびわここと琵琶湖競艇場。
無理やり話を持っていってる感じですが、広々した琵琶湖を背景に観るボートレースは気持ちいいですよ。競艇場近くの寺社も含めて過去に記事にしています。
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