徳島ヴォルティスのホームスタジアムです。ネーミングライツにより2007年から鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムと呼ばれています。
スタジアムの名前が長いよーとか文句を言ってはいけません。JFL時代から続く大塚製薬の長年のサポートのおかげで四国でもJリーグを観られることに感謝しないと。
住所 | 徳島県鳴門市撫養町立岩字四枚61 |
アクセス | 鳴門駅(JR鳴門線)から徒歩30分 試合日は鳴門駅からシャトルバスで15分 |
ぶら旅メモ | 鳴門競艇まで歩けば(約40分)、そのまま高速バスで関西に帰れる 徳島空港から歩こうと思えば歩ける(2時間弱) |
関連リンク | 徳島ヴォルティス観戦ガイド |
スタジアムが徐々にバージョンアップ
よくある陸上競技場だがバックスタンドが立派
この記事の写真は昔のものでバックスタンドが芝生席だった頃のものです。
2012年バックスタンドの一部を座席化、2014年バックスタンド全体が座席化されて立派な屋根が付きました。
最新のスタンドの様子は鳴門・大塚スポーツパークの公式サイトで見ることができます。
四国代表の横断幕が掲げられるバックスタンド、その名に恥じない立派なスタンドになりました。屋根はスタンド全体を覆う幅広でひさしが長く、改修工事がんばったなぁと思わせるものがあります。
メインスタンドはよくある陸上競技場の普通のメインスタンド
メインスタンドは県営市営クラスのちょっと古いスタジアムに多いタイプで、それなりの地上高と傾斜があって個別化された座席が並んでいてそこそこ見易く、屋根は真ん中のVIPエリアだけをカバーしています。
メインスタンドは普通です。
サイドスタンドもまぁ普通
サイドスタンドは昔から座席化されていました。
陸上競技場なのでピッチとスタンドの間にはトラックが弧を描いて配置されているのでピッチから距離があり、スタンドの高さと傾斜も緩いので平面的で距離感のある観戦になってしまいます。
サイドスタンドでの観戦はまったり派には基本おすすめできません。
大スポンサーの工場を眺めながらの観戦がおすすめ
メインスタンドとバックスタンドのどちらで観戦するかについて、どちらでも大差ありません。
新しさキレイさやチケット価格を重視するならバックですが、メインで観ると良い点が一つ。メインに着席して見渡すと左手のホームサポーターが居るサイドスタンド後方に工場や倉庫が見えます。ヴォルティスの大スポンサー大塚製薬の関連会社の施設です。
よく見るとヴォルティス応援弾幕が施設の屋上に掲げられていたりします。
工場が見えるといってもそれだけで何か得するわけではありませんが、J2に滞留しようとも途切れることなくサポートを続けるスポンサー(サポートはJ2に入る前からです)、アウェイサポは素晴らしくうらやましいと思いながら観戦できます。
ピッチには大塚製薬関連の看板が並びます。実にうらやましい。
徳島ヴォルティスのチケット情報
2022シーズンは終了しましたが2022シーズンの徳島ヴォルティスホームゲームの一般前売りチケット価格を載せておきます。バック中央のS指定席がお得感があります。
- メインスタンド:中央のSS指定席4600円、S指定席4100円、両脇のA自由席2500円
- バックスタンド:中央のバックS指定席3300円、両脇のA自由席2500円
- サイドスタンド:ホーム側、ビジター側ともに自由席2000円
鳴門駅からシャトルバスか徒歩でアクセス
鳴門駅からの移動は困りません
鳴門駅から1.5km程で歩いても30分弱ですし、試合日はスタジアム直行のシャトルバスが運行されます。シャトルバス乗り場は駅正面のロータリーですのでバスを見逃すこともありません。
鳴門駅にたどりつけばスタジアムにもたどり着けます。
結構悩むのは鳴門駅までどう行くか。
東京から徳島空港を経てスタジアムへ
東京から徳島県への移動となると羽田から飛行機が普通です。
スタジアムの最寄り空港は徳島空港で、徳島空港は鳴門市と徳島市の中間に位置します。空港からみて北が鳴門市、南が徳島市になります。
空港からの移動手段はシャトルバスが中心となりますが徳島空港発のシャトルバスは南に向かう徳島駅行しかなく鳴門に行く便はありません。
鳴門の地元の人は一体どうしているの?と突っ込みたくなりますがそこは路線バスがカバーしています。徳島バスの鳴門公園までの案内サイトに時刻表が載っています。空港から鳴門駅まで280円で20分程です。
スタジアムに行く場合は鳴門駅まで乗車するのではなく鳴門市役所前バス停で降りると近いです。市役所前からスタジアムまで徒歩15分程です。
ちなみに徳島空港からスタジアムまでの距離は7kmなので、頑張れば徒歩2時間以内でスタジアムに到着します。道は案外分かりやすいので健脚持ちならば歩くのもありですが、道中これといった商業施設は全くないのでひたすら歩くことになります。
鳴門市は神戸の隣り
見出しはちょっと誇張していますが、鳴門市は鳴門大橋を擁する高速神戸淡路鳴門線により兵庫県と直結されています。
鳴門駅から徒歩20分の高速鳴門バス停で高速バスに乗れば1時間半程の乗車で神戸三宮に出ることができます。高速鳴門バス停へは鳴門駅から路線バスでも行けます。
徳島まで行ったなら空港に戻ってとんぼ返りではなく高速バスで関西に出て更に観光してはいかがでしょうか。四国関西と流れていくと旅した気分が充満します。
寄り道情報
ギャンブラーだけでなく関西に向かうサポーターもボートレース鳴門へ
鳴門から関西へ向かう高速バスの乗車ポイントである高速鳴門バス停、鳴門駅から徒歩20分ですがすぐ近くにボートレース鳴門があります。
旅打ち派ギャンブラーにこれを使えと言わんばかりのところに高速鳴門バス停はあります。
旅関西からバスで来て舟券勝負してからスタジアムでJ観戦なんていう旅程が作れます。
ちなみにボートレース鳴門こと鳴門競艇場、正直言って寂しい雰囲気です。2016年にスタンドが改修されているので施設はきれいなんですが。
鳴門といえばうず潮だが観に行くのは面倒
うず潮観覧船でうず潮を近くで見る、大鳴門橋の遊歩道からうず潮を真下に見る、一般的な観光スポットなので詳細は省きますが、見ると「あぁ渦になってるなぁ」という感想を持つことでしょう。あんまり盛り上がらないけど見事にうずになっているので感心できます。
一人旅なら思い思いにうずを眺められる大鳴門橋の方をおすすめします。
観覧船に乗るのも大鳴門橋に行くのも面倒な移動が必要ですが、アクセス情報は鳴門市公式観光サイトへどうぞ。
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